いつもお世話になります

こんにちは。emihana です。



え〜っ? まだ、出しゃばるの〜?



何、↑その不服そうな顔は。

まったく、わんこも年を取ると気が短くなっていけませんね〜。


そう言うわけで、まだ少しemihana からのご報告が続きます。



ええ、確か、あちこち寄り道しながら、お父さんの勤め先のビルを

目指していたと、そんな話の途中でしたよね。



これこれ、このビルのワンフロアがお父さんの会社のオフィスでして



もちろん休日ですし、職場訪問するつもりだったわけもなく

下の階にある日本食店でお昼を食べようと出かけて来たのでした。



陽気で日本語ぺらぺらなお姉さんたち。いつもありがとうございます!



何でも、お父さんが emihana 来訪の話をしたところ

「ぜひ、奥さん連れて来てくださいね〜」と

言ってくださったとか。


私の方も、平日ほぼ毎日ランチをいただいていると言うお店を

見ておこうかな〜、いつも親切にしてくださっているらしい

お姉さんたちにひと言ご挨拶しておこうかな〜と

そんな気持ちもあって、寄らせてもらうことにしました。


お店は良い意味で、想像していた通りと言うか

いかにも日本人ビジネスマンがお昼を食べるような

それなりにちゃんとした規模と造りでしたが

お店の女性従業員さんたちの愛想の良さや日本語の能力は

広州をはるかにしのぐレベルでしたよ。


写真向かって右のお姉さんと話をしたのですが

地元の学校を卒業後、桂林の電気もバスもないような田舎町から

上海に出て来て、働きながら語学学校に2年以上通い

日本語を勉強したそうです。

気働きはもちろん、彼女の日本語は会社の高学歴の秘書さんより

ずっと上手だとお父さんも感心することしきりでした。


たとえば、母が施設に入っていることを説明しようとして

「我的妈妈上年纪・・・所以・・・ええと、施設ってわかりますか?」
(母は年を取っていて、だから・・・)

と言うこちらの言葉に

「老人ホームですか?」

即座にその言葉が返って来たのには驚きました。

学校で勉強していたって、なかなかスッと口から出る単語ではないと

思いますよ。

「生きた会話力」

まさしく人とコミュニケーションを取るための語学力を身に着けた

お姉さんが眩しく見えた emihana でした。



大都会上海では、こうした「出稼ぎ」の人たちが様々な分野で

大活躍しているようで、何となく日本の集団就職の頃の

若い人たちの雰囲気と似ているような気がしました。

たとえば映画「三丁目の〜」とかに出て来そうな

純朴で真面目でガッツのある地方出身の若者たち。


見ていて清々しさを感じました。


お姉さん方、これからもどうぞお父さんに明るく話しかけてやってくださいね。


さて、お店で出される日本料理の方も


ちゃんと美味しかったです!(私が頼んだ海鮮ちらしの定食)



メニューも豊富、値段は広州よりやや高め

食べきれないほどの量の定食で1000円以内で収まる目安ですが

中国の物価から言ったら、相当高級な料理だと言えるでしょう。




このほか、今回上海で食べたものは・・・


日本人向け中華の美味しいお店で(前回もY氏とご一緒した場所)


胡瓜のにんにく醤油漬け



トマト天津丼(卵の下に炒めたぶつ切りトマトがいっぱい)



キャベツと豚肉のかた焼きそば



つけ麵



以上の品をオーダー。


日本のお店で出て来ても、普通に美味しいと言うでしょう。

そのくらいのお味でした。この味を安定供給。

素晴らしい!ぱちぱち・・・



それから、例のデパートの最上階のレストラン街にある

蕎麦屋さんでは・・・


emihana は天ぷら蕎麦定食




お父さんは冷やしたぬき定食をいただきました。



こちらは・・・給食のお蕎麦だと思えば、食べられる

お蕎麦そのものはそんな感じかな〜。

お蕎麦から香りと腰と言う概念をほぼ取り去ることに成功したぞ!

そう言われれば、納得いたします。


天ぷらやツユはいかにも大量生産だけど

海外で食べているのなら十分です、特に文句はございません

そう言うテイストでごさいました。



以上、すべてランチにいただいたものばかりで

夜はもっぱら、期限切れ間近の(あるいはすでに切れている)

レトルト食品の消費にいそしみ、すっかり単身赴任お父さんの

リアルな食生活を身を持って体験することになったのでした。


だけど、パスタソースなんか、馬鹿にできないお味でしたよ。

カルボナーラ、茹でたパスタと混ぜるだけで、あなた!

そこそこ美味しい(想像よりずっと美味しい)一品が出来上がるんですの!


日本食品メーカー研究員の皆さま方のたゆまぬ研鑽の日々がここに見事結晶!

有難いことですね、真面目な話。


ただし・・・「レトルト牛丼の具」だけは、あきまへん。

味がどうこう言う前に、肉が・・・肉が入ってへんやん!

え?・・・この消しゴムのカスを寄せたみたいなのんが、これが肉?

ありえへん・・・ちょっと、写真と違うやん!

これは、もちっとどうにかならんもんですやろか?

と、なぜか偽関西弁で一言申し添えておきたいと思います、はい。



あ、とか言って、気付いたら、日本から持って行った食品のことを

書いてるじゃありませんか〜?


不好意思〜、ごめんなさい。

ま、これもあれですよ、感想の一環と言うことでひとつ・・・



そんなこんなで、たぶん、あと一回くらい

上海編で引っ張れるにお付き合いいただけたら

うれしゅうございます。


再下次见吧〜!



皆さん、どうか、emihana を見限らないでやってくださいね!






上海でも紫陽花が真っ盛りでした〜