遅ればせながら春節快楽

こんにちは はなです。



赤い衣装で登場です。



一応、この子と同じコンセプトと言うことで。



今年の旧正月には過去最高の中国人観光客が押し寄せて

やれ爆買いだとか、福袋がどうしたとか、そんなニュースを

目にする機会も多かったですよね。


ああやってたくさんのお金を使ってもらえるのは

もちろん日本の経済にとっては一種の特需なんだから

どんどん来てもらったらいいんじゃない?と emihana は

話していましたが、実際日本にやって来て大金を使えるのは

ごく一部の富裕層の人たちで、中国人の多くは故郷で家族と共に過ごします。

春節は中国の人たちにとっては、盆と正月が一緒に来たような

年に一度の特別な休暇なんです。



街の中も春節一色。寅年の画像です。


すべてのビルに飾り付けがあります。


商業ビルの中でも催し物があるみたい。


駅前の花々もいつになく華やか。



少し前にご紹介した市内の道教寺院も、初詣の人たちでいっそう賑わいます。


お父さんの手にしているのがあちらの長いお線香。


牛の神様?・・・カジュアルな人が乗ってるけど


暦やら


開運グッズやら


とにかくみんな運を掴みたいらしい。



私もほら、着けてみました。虎の形の石です。



せっかくの開運グッズだったのに、この後すぐ外されてしまったのは

言うまでもありません。

私もカラーはしない派ですから、上等ですけど、けちんぼだなぁと

少し呆れましたよ。



だけど、こんなのを買ってくれたので、まぁいいです。


何だか縁起良さそうでしょ?


広州は余所から働きに来ている人達が多い街なので

春節のお休み期間は町中がガラガラです。

ちょうど三が日の都内みたいな感じかな。

だから日本の皆さんはほとんど一時帰国してしまいます。

emihana も毎年ではありませんでしたが、私とお父さんを残して帰っていました。


そうそう、春節明けにはお父さんは職場で大量の紅包(ホンバオ)を

配らなくてはいけなかったので

お休み中に、こうして準備していましたっけ。



私もお手伝い(ほんとは食べ物と勘違いしているだけです)


ホンバオは大人にあげるお年玉みたいなもので、年長者が年下の独身者に


配るのが一般的だそうですが、会社では顔も知らない人がわんさか

もらいにやって来ては、列を作って順番待ちをするのだとか。

中には関係ない部署の人や2度並ぶツワモノもいるらしい!


さすが、図々しいオバサン日本代表のemihana さえも脱帽のかの地の人たちです。



今年の春節も終わって、みんな元の暮らしに戻っていることでしょう。

来年からは、この時期に単身赴任のお父さんが上海から帰って来ることになります。

「せっかく日本に帰って来てるのに、爆買いの中国人とあちこちで
 顔を会わせるのか・・・」

今から何やら複雑そうなお父さんがちょっと気の毒になりましたよ。


がんばれ!おとうさん!


と、一応、エールを送っておきましょう。




今日のおまけ:春節早々やる気の見られないニセモノ○ッキー