市場いろいろ その1

こんにちは。はなです。


じめじめ〜でやる気なし〜


かと思えば、び〜ん!と伸びてみました。


とか何とか遊んでいる場合ではありません。

emihana の冷たい視線が飛んで来たので、むっくりと起き上がりました。


今日は広州にある市場のお話・その1です。


中国にはた〜くさん市場がありますが、「市場」と言ってもたいていは

あるエリアに「関連のもの」を扱うお店が何百と集まっている

そう言うエリアそのものを「市場」と呼ぶのです。

大きな市場は広大なアーケードのようになっていたり

新しくて立派なビルが建っていたりします。



たとえば、ここは広州郊外にある「お茶市場」


市場内には例によって、間口の小さな個人営業の店がびっしり。

入り口近くには小売りもしてくれるお店が多いようですね。


狭い店内にはお茶がたくさん!


ほしいお茶の種類を言うと、こうして試飲させてくれます。


小さな湯呑み茶碗で何杯も、まぁまぁのお茶から徐々にクラスを上げて行き

かなりの値段のお茶まで、こちらの反応を見ながら

世間話をしつつ振る舞ってくれ、お客さんが気に行った所で

値段交渉に入るわけです。


まぁ、のんびりとしたものらしいです。

emihana は片言しか話せませんが、それでも何とかなっていたらしいですよ。

「値段や量」のことだけはひとりでに言葉が出てくると言うのが

いかにもオバサンですよね〜。



お茶は100グラム単位で売ってくれて


こんな風にちゃんとパック詰めをして、茶筒にも入れてくれてます。
(袋・茶筒代はサービス)


emihana はよく、お土産用に2,3回分の小さなパックを

たくさん注文したそうで

「多要時間?」(どれくらいかかるのかしらん?)

「要・・・三十分鐘左右」(30分くらい?)


だったら、その辺をぶらついて来ますわ、と店の外へ
(この場合、内金をいくらか置いて行けばOK)

「お姉さんは30分と言ってたけど、そうねぇ、45分と見た!」

辺りをうろついて、戻ってみると・・・

「不好意思・・・还没有・・・」(ごめんなさい・・・まだ・・・)

甘かったかっ!

と、こうなることが多いようです。


悪気はないらしいんです。一応、奥にいたおじさんとかも出て来て

手伝ってたりしますし。日本人がせっかち過ぎるんです、たぶん。

「喝一杯茶〜」(まぁ、お茶でも飲んで)

って、もうお腹パンパンなんですけど。トイレ問題もあるし・・・

「你可以借你的廁所?」(トイレを貸してもらえますか?)

「可以〜」(どうぞ)

「じゃ、私、行って来る!」

ここで勇気のある人が一番手となって偵察して来るわけです。

そして戻って来て、状況を報告。

「大丈夫!イケるっ!」

一同、ホッ。

「側にホースがあって、蛇口を捻ると水が出て、それでこうやって流すわけ〜」


あの国でのトイレ事情は日本太太(日本人奥さん)にとって

どこに出かけても、常に大問題なのでした。

トイレさえ使えれば、もう怖いものはない。

「小姐、再給我一杯茶」(もう一杯お茶をくださいな)



今日の結論:オバサンに怖いものなし(万国共通)



おまけ・お茶屋さんの三代目、可爱的宝宝(可愛い赤ちゃん)




おまけのおまけ・私の浴衣姿でじとじとを吹っ飛ばせ〜