鍋いろいろ

こんにちは。はなです。


ぺたんこでご挨拶〜                               



もとい、改めましてこんにちは。



何だか急に秋めいて、今朝は肌寒いくらいの emihana 地方です。

人間と言うのは現金なものですから、そうなればなったで

「あ〜、広州の鍋が食べたいな〜」

と、さっそく呟くオバサン約一名。



広州は食の宝庫。鍋料理がないはずがない。


それに亜熱帯でありながら、ある日突然やって来る(たいてい12月中旬くらい)

短い冬は、かなりの寒さになるのです。


しかも「暑いのイヤ!」が基本の暮らしなので、暖房も完備していないし

建物そのものも「涼しい分には構わない」ポリシーで建てられているらしく

冬の室内の寒さったら、ありません。

分厚い emihana でさえ、骨身にしみたと言っているくらいですから

私もどれだけ老体を震わせ耐えたことでしょうか。


そんなわけで・・・広州にも様々な鍋料理が存在するようですよ。


emihana のお気に入りNO.1は、日本人ご贔屓の


「きのこ鍋」屋さん


ローカルで小さいお店でしたが、いつ行っても繁盛していたとか。


メニューです。


好みのきのこを選んでオーダーしますが、やはり一番高価なのは


マツタケ(これはまた控えめなや〜つ〜)


この程度のものを一本や二本入れたところで、何も変わりそうにはありませんが

そこは気持ちの問題なんだと、emihana は力説しておりますよ。



で、烏骨鶏で採ったスープの中に、きのこや野菜をドサドサッと投入。


わいわいだらだらとおしゃべりしながら待つことしばし


じゃん、できあがり。


左はタレです。醤油ベース、ややピリ辛だそうです。


ご飯の方はこれまた人気の高菜炒飯



ここのお店のお鍋は中国のお鍋にしては、しみじみとした味わいなんだとか。

だから、日本人好みなんでしょうね。

場末に小ぢんまりと建っていた店なのですが、日本人の間では「有名店」だった

みたいです。


だけど残念ながら今はもうこの場所にはなくて、郊外に移転してしまった上に

味も変わってしまったのだと、最近風の噂が流れて来たとか来ないとか。



さてさて、では日本人人気の高い鍋屋さんをもう一軒ご紹介しますよ。


次は大きな通り沿いにある大きなお店です。


ここでできるものは「トマト鍋」


基本的には「お鍋屋さん」なので・・・た〜くさんのスープと

た〜くさんの具の中から好きなものを選んで、組み合わせるんですって。



そしてこれがトマトベースの出汁。薬味もいっぱい。


そこに色々投入〜


ちびイカ


豚トロ〜(すごく柔らかくて、絶品だったそうです)


湯葉〜(日本のものより歯ごたえがあるけれど、これも美味しいらしいですよ)


ほうれんそう〜


他にも、きのこ類や海鮮団子やミートボールも投入〜



トマトベースのさっぱりとしたスープに海鮮も肉も野菜もよく合って

すごく美味しかったとのことですよ。



それから鍋の締めに登場するのは・・・


じゃん!


この出前一丁、中華圏では大人気なんですよね。


ここでは麺のみ投入〜


出前一丁の極細縮れ麺に出汁のよく出たスープの絡むこと・・・

emihana はうっとりと思い出していますよ。

全く単純なオバサンです。やれやれです。


だけど、いつものことながら・・・


私は何ももらえなかった! それを思い出すとこっちは


ふん!と拗ねて見せたくもなると言うものです。



お父さんから美味しいのい〜っぱいもらうから、いいもんね。






今日のおまけ:こんなお土産、いかがです?


何やら、勇ましいワッペン


中々カッコイイCDケース