私の時間

こんにちは。 はなです。



好久不見〜。


ほんとにほんとにお久しぶりです。



ずっとこのブログ乗っ取られてましたから、あのオバサンに。




・・・え?

どことなくぱっとしない顔ですか?


う〜ん、そうかもしれません。



老犬ブログだって自分で始めておきながら

時々こんな風にひょっこり現れては

「あ、あんたはちょっと休んでて」とかあっちに追いやられ

またしばらくして、いきなり「はい、もういいよ、戻って」

なんて・・・ねぇ?


まったくオバサンほど怖いものナシなもんはありませんよね?

ほんとはビビリのヘタレのくせに・・・ブツブツ・・・



そう言えば・・・上の写真、いつ頃のものかなぁと思って見てみたら

だいたい5年前に広州で撮られたみたいです。


と言うことは、私が15歳の初冬の話になります。

思い返すと、この少し前くらいから徐々に体調を崩しがちに

なって行ったんですよね。


それまでも時々、大興奮した時なんかに心臓の発作はありましたけど

一瞬のことで、すぐにけろっとしていましたし

発作以外の時は、まぁ、特に大きく変わったこともありませんでした。



でも、この頃になると、とても寒がってぶるぶる震えたり

オールウェイズ・ガッツキだったのにがくんと食欲が落ちたり

重なる不調に、それまでの獣医さんだけでなく


北京からやって来る名医の診察も受け始め





高価な薬もあれこれと服用。




お父さんとemihana を心配させたものでした。



これはその一年ほど前の私です。


丸々としてますよね。



それが、一年でこんなに痩せてたんですよ。




やっぱり、がっくりと来るお年頃だったんでしょうか。


かと言って、ずっと不調が続くわけでもなく


たいていは数日経って、食用が回復すると

しばらくそれなりに安定した日々が流れだして

ほとぼりが醒めた頃に、また新たながくっがやって来る・・・



人間だって、一定の年齢に差し掛かると

階段状にがっくりポイントが訪れるようですから

生き物はみんなそうやって老いて行くのかもしれません。


坂道を転げるように一気に悪化してしまうと

本人も周りもついていけませんもんね。


階段状老化で老いのショックを和らげるシステムだとしたら

「なかなか上手いことプログラムされているなぁ」なんて

どこかのオバサンも感心することしきりですが

生命の神秘を舐めてはいけませんよ、ね?




食べてみせ安心させる、いい子の私。




とにかく、私の時間はお父さんや emihana の時間よりも

ずっと早く流れて行ったので、たったの1年で

びっくりするような変化があったのです。


こればっかりは誰にもどうしようもないけど

最後までちゃんと看取ってもらうためには

仕方のないことなのかもしれません。




そろそろ犬も丸まる季節到来。



とは言いつつ、何だか変てこな気候が続いています。

皆さんも、どうぞくれぐれもご自愛くださいね〜。





おまけ:emihana が恋しがる、広州の「精進料理」の数々です。






精進だけど、油ばっちり、味付けも濃い目。

でも、美味しかった〜!そうです。