思い返せば

こんにちは。はなです。


気持ちよく寝ていましたよ。舌なんかちょびっと出したりして。

日曜の朝ですからね〜・・・だけど・・・あれ・・?


え?・・・呼んだ?


お父さんに呼ばれちゃ、起きないわけに行かないけども

え〜・・・またぁ?・・・PM2.5の国〜? マジぃ〜?

気が進まないなぁ・・・でも、仕方ない。お父さんのお供じゃね。

はいはい、今、行きますよ。忠犬ですもん。


でもって、ばびゅ〜んだってさ!


そんなわけで、今私はまたまた、機上の犬となっています。

今回お父さんと私が行くところは、あの国のかなり北の方。

すご〜く寒いからダウンをお忘れなくと、現地の方から昨夜メールが届いたくらいの

「寒冷地」だそうです。


今でこそ、裸ん坊で空を飛んでいたって、へっちゃらの私ですが

3年くらい前からは寄る年波に勝てず、裸族のプライドかなぐり捨てて

セーター犬に変身してしまったのでした。

背に腹は代えられないってやつですね。


だけど、emihana と来たら、裁縫も編み物もぜ〜んぜん下手っぴ。

そもそもやる気を見せようとさえしない。

ご存知の通りの、でくのぼうオバサンですからね。

当然、よその優しいお母さんたちのように、お手製長生きわんこセーターなんて

素敵な代物を編んでくれるわけもなく、かと言って、あちらの国ではワンコ用の

安くておしゃれなセーターなんて、手に入れるわけにもいかず

困っていましたよ。


亜熱帯とは言え、短い冬はやって来ます。コートが必要な季節があるんです。

でも、あくまでも真夏仕様、冷やしときゃ間違いないコンセプトの元に建てられた

我がアパートは素寒貧な暖房施設しかない素コンクリート100%製。

そこでブルブルと震え続ける私をさすがに不憫に思ってくれたのか

emihana が考えたたあげくに私に着せたのが、これ。


元祖テキ屋スタイル。


私の表情をご覧ください。

こんなもの、着せられたら、そりゃ憮然としますって。

何しろ、emihana のお古のセーターの袖をジョキジョキちょん切ったのを着せ

上半身の部分をやっぱりちょん切って、腹巻き風にして嵌めただけの

お古&手抜きっぷり。


この画像を乗せた当時、ブログのコメント欄に

テキ屋スタイルには、本当に驚きましたー

と言う、真面目なコメントを頂戴いするくらい、巷では涙を誘ったとか。


その後も私は、こんな変な靴下を履かされたりしましたよ。

さすがにこれは、歩きづらいし、すぐ脱げるしで、瞬く間に

どこかにしまい込まれました。


その後は、日本の通販で買ったセーターやTシャツを着せてもらえるようになって

まぁ、恥ずかしい思いをしなくて済むようにはなりましたけど。


今思い出しても、ワンコは飼い主を選べないんですよって

声を大にして訴えたかった一件でした。


あんなヘンテコな恰好させられても、文句ひとつ言わずに

おとなしくしていた私、ほんとに忠犬ですよね。


emihana お気に入りのセーターだそうです。

スマイルは大事って言うか・・・とにかくニコニコしときなさいっ

が口癖のemihana ぽくて、おかしいでしょ?



愚痴っぽくなっちゃいました。最後くらいおすまししちゃいます。