お父さん痛恨の失態

こんにちは。


はなです。


何だか、あちこちで大変な雨が降っているようですが

皆さんのお住いの場所はいかがですか?

どうぞ、くれぐれも雨雲の行方にはご注意くださいね。



さて、お父さんが私のことをとても大事にしてくれていると

このブログをお読みの皆さんなら、すでによくご存知のことだと思いますが

どうも、emihana としては、釈然としないらしいのです。


確かに、お父さんは私にすごく優しい。それは認めるけれど

そのくせ、私に関して実にいい加減なことをしているではないか。

emihana から見たら、とても信じられない。

「優しいお父さん」「ワンコを愛する心優しい人」

そんな賛辞を受けることが、納得行かない、そう思っているようです。


まぁ、その一つの例と言うのが・・・


これです。覚えておいででしょうか。



私が成田から広州に飛んだ時に、成田の検疫が私の入った輸送箱に

付けてくれた「検疫済み」のタグ。

以前、こちらでもご案内しましたから、覚えておいでの方もいらっしゃるのでは

ないでしょうか。

その際には、「日付もあって、はなちゃんが頑張った証だから、ぜひ大切にしてほしい」

そんな暖かいコメントをいただいたものでしたが・・・


emihana は大事に4年間取っておいたこのタグを、本帰国の際

私が無事に再び日本の地を踏む、そのお守りにとお財布に入れ

飛行機に乗ったのでした。



そしてemihanaたちと一緒に私が日本の我が家に帰り着いた時に

お父さんに、このタグを見せ「お守りが効いた〜」と感無量だったのです。

すると、お父さんは「これは本当に記念になる。ぜひ、僕が持っていたいから」

とか何とか言って、それをemihana から受け取ったのでした。

「それは、すごく大事なものだから、絶対に失くさないでね」

お父さんの普段のいい加減さを考え、emihana がしつこいくらいに

念を押したのは言うまでもありません。



それなのに・・・ああ、それなのに・・・

お父さんは、やってしまった。

失くしてしまった。あのタグを。


先日、久しぶりにあのタグの話になった時

「あれ、渡したでしょ?」emihanaにそう言われたお父さん

「へ?・・・そうだっけ?」


そこから心当たりの場所を引っ掻き回していましたが

必死であればあるほど、出てきた試しがないのが探し物。



あ〜・・・言わんこっちゃない。


激怒したemihana の恐ろしさを十分すぎるほど知っているはずなのに


ど〜して、またわざわざ自分から地雷を踏みに行くようなことばっかり

しでかすんでしょうか。



まぁ、今の私としては、別にただの紙切れなんだし

いずれはどっかへ行っちゃんだし・・・そうも思いますが

emihana の気持ちもわからないではないのです。

あの時は、何とか私を一緒に無事連れて帰ろうと

一手に煩雑なあれやこれやを引き受けて、奮闘してくれてましたからね。



だけど・・・あんまりぷんすか怒っていると、皺も増えるし

心臓にも良くはないし、もう若くはないんだから

体をいたわってほしいとか、一応、そんな気持ちでいるのです。



お気楽にね〜