消えた柴犬

こんにちは。はなです。


またまた哀愁の背中でご挨拶。2割増しくらいで、うなだれております。


なぜ、いつにも増して、私がうなだれているのかと言えば

先週、診察と爪切りで5週間ぶりに訪れた獣医さんで

1キロ以上、体重が減っていたことが判明したからなのです。

先生からも、食べても太らない時期がやって来るよ、とはお聞きしていましたが

それが、現実になってしまいましたよ。とほほ〜。

「間違いなく、減ってるよね・・・」とemihanaたちがひそひそと

話しておりましたから、覚悟はできてましたけどね。


でも、心臓の音の方は変わっていないとのことで、まぁ一勝一敗ってとこです。

だから、良しとします。

いちおう食欲もありますし、ちゃんと自力で出してますから。

立派なもんです。言ったもん勝ちだと、emihana はいつも言ってます。




さて、ここからは今日の出来事。

G.Wに突入したお父さんとemihana は、どうしても用足しで

2時間ほど出かけなくてはならず、若干、後ろ髪を引かれたものの

「ご飯も食べたし、シッコもしたから、まぁ・・・何とか、なるっぺよぉ・・・」

と、なぜか北関東弁的思考を持ち出し、家を後にしたのでした。


そして、無事用足しを済ませ帰宅。

「安否確認、するっぺよ」

と、さっそくリビングに入ってみたところ

そこには、私の姿はなく・・・まるで、ダースベーダーの息遣いのような

不気味なイビキだけがどこからか、聞こえていたのです。

「ズズゾォ〜・・・ズズゾォ〜・・・」

「ええっ?」

二人は慌てふためいて、探してましたよ。

狭い部屋の中、あちこち覗いてうろうろと。


さて、皆さんも、私を探せっ!


見つかりましたか?

そうです。カーテンの中に入り込み、サッシに張り付くようにして

こんな感じで寝ていたのです。

しかも、お尻が持ち上がったまま、熟睡です。


どうです。やるもんでしょう。

ある意味、神業ですよね!


そして、もう一つ、ついでにやってやりました。

じゃじゃ〜ん!

emihanaは「もう、安いTシャツ、まとめ買いするしかないか・・・」

と、悔しそうに呟いておりましたが・・・

何でも、私の介護生活のおかげで、あんまり買い物にも行かなくなって

よけいな食べ物を買わなくなったせいなのか、はたまた

動かないから食べる量が減って、胃が小さくなったせいなのか

最近、会う人会う人に「痩せたね〜」と言われ、浮かれ気味。

そして今朝、ボタンが締まらなくなって放置していたデニムに足を通してみたところ

ふつうに履けて、あらびっくり!やった〜!とガッツポーズを決めていましたよ。

体重を量ればいいものを、次回の人間ドックまで取って置いて

もっとビックリしたい!とか、わけのわからない期待を抱き

勝手にワクワクしている様子です。


全く単純で嫌になります。

自分の体重減少に浮かれるより、私の体重減少の方を

もっと憂うべきじゃありませんか?

それなのに「老犬介護ダイエット」って本でも出そうか、なんて言い出して

デリカシーのかけらもない困ったオバサンなのです、相変わらず。


この頃、ここもお気に入り。DVDレコーダーと添い寝。


何となく心もとないから、こうして寝るのです。


ああ・・・寝るより楽はなかりけり〜