急ぐ子 悪い子

日曜日、4年ぶりに近くの運動公園に行きました。


階段で展望台に昇るのは無理だったけど

昔よく歩いた雑木林の散策路へ。

はなは落ち葉の上をサクサク歩くのが大好きで

山の匂いを一生懸命クンクンしていました。


また一つ、懐かしい場所へ足を運ぶことができたはなです。


さて楽しい週末が終わって、いつもの日常が戻って来ました。


今朝は、7時過ぎまでよく寝ていたせいか、またお天気に誘われてか

お散歩に出ても、どんどん歩こうとします。

ふつうは、お仕事を済ませると、途端にペースダウンするのですが

もっと行く〜、もっと〜とスピードを上げ

だめだめ、ゆっくり〜、と声をかけても、聞きません。

そして案の定、すぐに息が上がって、抱っこする羽目になります。


これはうれしいことですが、やや体重を戻したはなは今、8.9キロあり

少し歩くと、こちらの腰もキシキシと悲鳴を上げ始めるので

仕方なく下へ降ろすと、またまた張り切って早足で進もうとする

その繰り返しです。

抱っこしたり降ろしたり、こちらの方も腰はギクギク、息はハァハァ。


何とかヨロヨロと抱っこして、家まで連れて帰ると

今度は玄関のたたきからジャンプして、部屋の中へ駆け込む始末で・・・

一目散に水飲み場へ、そして一気にゴクゴク飲んで

ご飯もガツガツと珍しく一度に食べきりました。


その後しばらくして、やっと横になったところで

強制酸素吸入です。

今日はいつもより運動も多かったし、何度か息も上がっていましたから

最初は気持ちよさそうに見えましたが


そのうち、酸素イヤ〜


本当に苦しい時には、そのまま吸っていますから

はな自身は苦しくないようです。


そもそも、たくさん歩こうとするのも、調子が悪くはない証拠でもあり

食欲もあって、ちゃんと眠れていますし

呼吸数も、舌の色も正常なので、まぁ問題ないと思いますが。


それにしても、安定していればいいるほど本犬は歩きたいわけで

いったん急ごう急ごうとしてしまうと、なかなか抑えるのは難しいですね。


お医者さんによっては、心臓病がある犬を散歩に出すなんてもっての外

とおっしゃる方もいるようですが・・・

犬にとって、何が大事か、何を生きがいにしているか

人間の物差しだけで測るのは無理があるように思うのです。



気持ちはわかるけど、あんまり急いじゃダメです。

いつもゆっくりじゃ、つまりません。

ん〜・・・まぁほどほどに、お願いします。