食欲に感謝

ほぼ一か月近く、いい塩梅に発作がないな〜と思っていましたが

昨日の朝、発作を起こしてしまったはなです。


消耗しました〜


はなが発作を起こすのは・・・

シッコ散歩に出た際に、生理的欲求が強くて、小走りになってしまう時と

散歩から戻って、ご飯を食べる前に焦って心拍数が上がってしまう時

この二つのタイミングにほぼ限られます。

それ以外の時は、日がな一日寝てますし、起きていたってヨロヨロ〜ヨタヨタ〜で

心臓の働きもエコ・モードですから。


昨日の場合も、朝の散歩に出たら

やっと涼しくなったせいか、シッコ・ポイント以外も少しウロウロし

抱っこで撤収しようとすると嫌がっていたので

様子を見ながらいつもより少し多く歩かせて、家に戻ったところ

早くご飯を食べたくて、足を拭かれるのももどかしく

玄関を自分で這い上がる始末。

その後エサ置き場に直行して、いざご飯を食べ始めようとして

ハァハァ・・・・と息が上がってしまい、尻もちをついて発作に突入。

真横に倒れ、足をバタバタ・・・


でもこの時に、いつもの発作と明らかに違う様子だったのは

発作の時に特有の叫び声が、弱々しかったことと、足のバタバタも力がなかったこと

ハァハァがなかなか治まらないことでした。

いつもなら、1分以内で治まるのに、昨日はしばらく待ってもダメで

やっと、呼吸が正常に戻ったのは、15分近く経ってからでした。


その間、私は酸素を吸わせ、心臓をさすりながら

このまま逝ってしまうのではないか・・・とドキドキしていましたが

私を見上げるはなの目が、すがるようでもあり、あきらめているようでもあり

可哀相でならず、なるべく平静を装って、「大丈夫だよ〜、もう治るよ〜」と

声をかけ続けていました。


いつも発作の後は放心状態。

この時も、しばらくは座り込んでボ〜っとしていました。

そして、さらに10分くらい経ったら、やおら立ち上がろうとしたものの

さすがに足腰が思うように立たずに、支えてもらってどうにか立ったと思ったら

そのまま、エサ置き場にまっすぐ歩いて行って

ご飯を食べ始めました。

しかも、けっこうなガツガツぶり。

食器が空になったら、お薬もちゃんと飲み

さらにお変わりを要求。それもしっかりと完食しましたよ。


それから、また少しの間ボ〜っと立ち尽くし、ドタっと横になって


後は、ひたすら寝続けました。


さすがに、長い発作は体力を奪ったらしく

何度か目が覚めても、起きようとはぜず、物音にも反応しないし

夕方まで、そのまま深く深く眠っていました。


発作の状況から言っても、発作自体のステージがまた一つアップしたのを実感しました。

一度の発作が命取りになりかねませんし、何とか心拍数を安定させるように

今まで以上に気を付けなくてはいけないと思いました。


けれどそんな心配をよそに、夕方はなのご飯をこしらえていたら

むっくりと起き上がり、ツルツル滑りながらも伸び〜をしてスタンバイ

シッコ散歩にも出ましたし、ごはんももちろん全部平らげました。


まったくもって、こんな発作に見舞われても

旺盛な食欲をキープしてくれているのは、実に頼もしい限りです。


ノー・ゴハン、ノー・ライフ


そして、今日も食器は空っぽです。



ただ・・・ご飯の前に焦ってドキドキするのは

どうにかなりませんか〜?