ヘタレでごめん

おかげさまで、私の足は薬が効いたようで、痛みとダルさはかなり軽減し

ずいぶんと楽になりました。

ただ、とてもむくんでいると言うか、こわばった感じは残っていて

歩きづらさもあまり変わらないようです。


それでもはなのお散歩に出てみると、今朝は湿度が低く

亜熱帯には珍しく爽やかな空気です。

はなもいつもより足取りも軽やかに・・・とは行かないまでも

割と調子よく歩き、マンションの門を出てすぐの公園で

すんなりとお仕事も済ませて、しばらくウロウロ、クンクン・・・

その後、お友達の若い黒ラブちゃんに会って、喜んでご挨拶をし

そのままいっしょにマンションの中に戻って来ました。

最近は、他のワンちゃんへの興味もかなり減ってきたはなですが

やはり、今朝は気分が良かったんでしょうね。

じゃあまたね〜、などとお友達と別れて、我が家のある棟に入り

エレベーターに乗って、お散歩バッグの中を探ってみたら・・・

あれれ?カギは〜?ないっ!カギがな〜いっ!

カギ、落としたのか?わたし!

もしかして、カギをかけて出なかったとか?

あ〜、やっぱり、ダメだ。かかってる。いや〜、焦りましたね。

とりあえず、カギを探しに行く?その前にフロントへ行って合鍵を借りて来て

はなを先に部屋へいれるべき?でも、その間にカギを拾われたら?

久しぶりに、瞬時に脳がクルクルと動きましたよ。

結局、はなをドアに繋いで、速攻でカギを拾いに行くことに。

今はウチの階は我が家しか入っていないし

朝早いので、誰もわざわざウチの前にはやって来ないですから

それが、一番安全でしょう。

一刻も早く、家に入ってお水を飲んで、エサを食べたいはなに

「ごめんね、すぐに戻って来るから、ちょっと待っててね、大丈夫だよ」

と、声をかけて、またエレベーターに乗り込みました。

こうして繋ぎました。


表に飛び出してみたものの、今は小走りするのもけっこうキツイ・・・

でも、そんなこと言ってられまっしぇ〜ん。

とにかく、いそげ〜いそげ〜。

お散歩バッグから、うんP用のビニールを取り出した時に落とした可能性が高いので

うんPしたあたりをざっと見て回りましたが・・・ないですね。

運悪く、公園の雑草取りのオバサンたちが仕事を開始しています。

拾ったら正直に届けてくれると考えるのは、残念ながらここでは幻想。

急がねば!

ないっ、どうしよう・・・あ〜、はなも待ってるし・・・はやる心を抑えつつ

ふと振り返ったら、ありました〜!

見覚えのあるキーホルダーの赤い大きなチャーム!

あ〜、よかった〜。大慌てで歩み寄って、拾い上げました。

ホッとしました〜。大事にならないで、よかった〜。

でも、うんPの場所ではなく・・・お友達に声をかけたあたりの

コンクリートの上に、ぽつん、と落ちてました。

あんな場所で、バッグの中をいじったかな?記憶が一切ないんですけど。

それから、また一目散に我が家へと戻りました。

もう、足が痛いとか言ってる場合じゃないですから。


エレベーターを降りると、はなは案外落ち着いた感じで待ってました。

「ねぇ、早くあけて〜」そんな風に私を見ます。

思わず駆け寄って「ごめんね〜、ありがとね〜」と頭をナデてやって

すぐにカギを開けたら、トコトコ中に入って行き、水をがぶ飲みしてました。

暑かったよね、喉が渇いてたね。ホントに、そそっかしくてごめんね〜。


しっかりして〜

はなの足や体を拭いてやり、ご飯をやって、ようやく人心地つきました。

さすがに、ふくらはぎもビンビンに張ってます。自業自得ですね。

しかし、いったいいつ落としたのか?

しかも私のキーホルダーには鈴が付けてあって

いつもリンリンうるさいくらいなのです。

なんで、落とした時に気がつかなかったんでしょうか?

カギがそのままあったことはラッキーでした。

もし失くしていれば、もっと面倒くさいことになっていたでしょう。

人を呼んだり、合鍵を作ってもらったり・・・

もう、ホントに気をつけなきゃいけませんね。

前回、「弱り目にたたり目」ってタイトルにしましたけど

「弱り目」は不可抗力でも「たたり目」の方は自分自身が招く災いなのかもしれません

反省いたしました。


しばらくは、いろいろあったせいか、テンション高目だったはなですが

そのうち、横になって・・・

気持ち良さそうに寝息を立て始めました。


今朝は、私のせいで余分に疲れちゃったかな。

ヘタレな私を許してちょ〜。