こんにちはだ。
おら、きくだす。
仁王立ち、いや仁王座りのおらだ。
おらは、おとうとおばばが寝てる部屋で
おらの箱さ入って眠るだけんども
その部屋はもちろん、2階では
全然好きにはさせてもらえねー。
すぐにおばばがおらを抱き上げて
撤収させられちまうだよ。
理不尽な話だべ。
だからこの頃は、箱から出たらすぐに
こうやって、おとうたちの寝床さ飛び乗っては
逃げ回ってやるだ。
あ、窓の外さ、見えそうだぞい!
と、思ったとたん、捕まっちまったべー。
むーーー、残念だべー。
だども、おらは簡単に諦めたりはしねーからな。
いつか必ず、この家の中さぜーんぶ
おらの好きに飛び跳ねるだよー!
おらとおばばの攻防さ、まだまだ
始まったばかりだかんなー。