こんにちは。 emihana です。
さっそくで恐縮ですが、出雲大社の続きから〜。
順路に従い、ぐるっと反時計回りにお詣りして行きますと
日本神話におけるヘラクレスなどと申しては失礼に当たるでしょうか。
数々のダイナミックな武勇伝をお持ちで、出雲の地で八岐大蛇を退治したのも
有名なエピソードの一つですよね。
20年以上前、初めてこの場所に立った私はとても静かで厳かで
けれど決して冷たくはない清々しさ溢れる目に見えない力に圧倒されたのでした。
お父さんも何かを感じていたようですよ。
「いやぁ、これはすごいねぇ」と頷くことしきり。
人間、感銘が深いとそうそう気の利いた言葉は出ないものでしょう。
そうして、神さまのお力をお借りして、少しでも我が身の穢れを
薄めていただいたはずの我々に、さらなる幸運が!
ちなみに、私が引いたおみくじは第一番!「 正直に生きれば全て良し」
凶ゲッターの異名を持つ私なのに・・・ああ、嬉しや、と小躍りしかけましたが
ん?待ってよ、正直には・・・生きられない、たぶん・・・ねぇ、そんなの
一番難しいじゃないですか。
閑話休題。
この後、どこかのどかな門前町で
さぁ、お腹も満たされたところで、次はお城を目指します。
昔々のお侍さんたちも、この坂道を通って文字通り、登城したのですね。
やがて正面に鎮座まします国宝松江城!
もちろん、えっちらおっちら天守閣に昇りました。
どうして天守閣の階段って、こんなに急で滑りやすいの〜?
昔の人は裸足だったし、足腰丈夫だったのね〜と
これ、毎回思います、お城で。
されどもご安心召されよ、労多くして、実り重し。
天守から見下ろす松江の城下は小ぢんまりとしつつも
かの時代の古き美しき風情を確かに感じさせます。
天守を吹き渡る秋風に悠久の時の流れを感じた我々は
「じゃ、そろそろ降りようか」と、結構あっさりその場を後に
またまた、急だ滑るだとぶーぶー言いながら外に出ると
これも出雲名物、出雲ぜんざいをそそくさと腹に納めるのでした。
あれ〜? まだこの日も続きがあるのに、また書けない〜。
そんなわけで、まだ続きます。引っ張って、すみません。
出雲大社で見かけた可愛い子で、お茶を濁して、以下次回〜。