山陰へ GO! その1


こんにちは。 はなではなく、emihana です。


久しぶりの登場ですが、またちょっと旅をして来たもので

土産話にお付き合いいただければ幸いでございます。



さて、旅立ちの朝4時半にベッドから這い出た私とお父さんとは

目はショボショボ、体どんより、頭ぼんやり、のひどい有様。

と言うのも、あの暴れ者台風24号が emihana 地方を通り過ぎる真っ最中で

一晩中、荒れ狂う風の音に地響き、築二十数年の安普請一戸建てが

飛ばされんばかりに揺さぶられましたから、寝たんだか寝ないんだか

もう、よくわからない状況でした。


さっそく表をチェックしたお父さんより、かなりの大きさのトタンが2枚

狭い庭に着地しておるとの報告。いったいどこから?

しょーがない。時間がない。出かけるしかないyoー!

だって、飛行機だけはon time!


キャンセルなら、翌日にスライドできるものを。

とにかく、石にかじり付いてでも羽田までたどり着かねばならぬのだ!

まだ風の収まらぬ中、荷物を引きずり駅に向かったはいいが・・・


そこからのハラハラドキドキ、ジェットコースターばりの我らが運命は

語るも涙、最寄り駅から間引き運転中の電車に飛び乗って
高速バスの乗り場までやって来れば、バスは運休。
電車を乗り継ぎやっとこさ着いた横浜では入場規制で足止め。

構内に溢れ返る人・人・人・・・どんどん増えて行くばかり。

ああ、万事休すか。

踵を返してタクシー乗り場に。イライラ待つこと15分。

やって来た一台に乗り込んだところ、このドライバーさんが素晴らしかった!

こちらの状況を素早く察知、最短の所要時間で安全スムースに感じ良く

空港まで運んでくださったのでした。非常感謝!




このように、艱難辛苦を乗り越えました我ら


あーーーーー、間に合った!



今度はいそいそと足取りも軽く機内へと乗り込んだのでした。




さすがに1時間ちょっとのフライトの間、ホッとして眠りこけた私が

寝ぼけ眼を擦りつつ飛行機を降りると、そこには


鬼太郎氏とお父上が、やぁ、ようこそ米子へ!



そうです。そこは米子鬼太郎空港。

どこもかしこも鬼太郎ワールド全開です。




ではでは、空港でレンタカーを借りてレッツゴー!


鳥取と島根はどちらも横に、いや東西に長く隣り合っていて

米子は松江寄りなので、カーラジオも松江の放送の方がよく入ります。

これから目指す鳥取砂丘はぐっと東寄りにありまして

米子からは3時間くらいかかるのです。


途中でちょっとだけ岡山もかすめながらのドライブ。



かすめた岡山の道の駅でひと休み。ものすごくリッチな味わいでした。




ナビの指示のままに有料道路を行きますと、山の中に回された感じで

ちょっと飽きてしまいましたが、それでもようやく海が見えて来て

一気にテンション上がりましたね〜。



車を止めて、砂丘の入り口へ。


この向こうに砂丘があるはず。




あった〜!




台風の名残りの波や雲が野生的でダイナミックな景観を際立てています。




苦労してやって来た甲斐があったと空を仰げば
銀色の機体が悠々と横切って




空からいく筋もの後光が降り注ぎ、あたかも神々の階段のよう。





砂丘の目の前のドライブインで食した海鮮丼、クオリティ高し。





紆余曲折ありましたが、こうして無事山陰の地を踏んだ私とお父さんの

旅の話が、例によってまたしばらく続くことになりそうです。


皆さまどうぞ、お付き合いくださいませ。



また〜?私はお昼寝してようっと。