珍品発掘!


こんにちは。 はなです。


お友だちと一緒にこんにちは!



特に意味はありませんよ、何となくです。

お久しぶりなので、ちょっハイテンションかも。


だけど、せっかく張り切って皆さんの前に再登場したって言うのに

肝心の emihana ったら、ため息混じりにぶつくさ・・・


いったいどうしたの?と、一応たずねてあげました。

話したいに決まってるんです。おしゃべりだし。



そしたら案の定意気揚々と話し出したことには


見つけたらしいのです。

また、お父さんの例のあれを。

え?あれって何か?

もったいつけてないで、さっさと言え?

はい、すみません。言いますよ。いいですか?



お父さんのデスク付近を掃除中、ヘタレおばさんがまたしても

偶然発掘してしまったもの、それはお父さんが四川省成都に行った際

買って戻ったお土産の品。



底抜け三国志カルテット!




ここからは emihana 嘆きの咆哮の始まり始まり〜。




そもそも、なぜに底抜けか?

では、いかにもマンガチックな武将の面々をとくとご覧くださいませ。


トップバッターは関羽くん。



関羽と言えば、三国志の主人公で蜀の国の王、劉備玄徳の右腕。

類い稀なる武勇と忠義心でダントツ人気を誇ります。

いまだに全世界のチャイナタウンには関帝廟があって

なぜか主に財政方面のご利益を担当されております。

だけど・・・この関羽くん、赤過ぎ。いくらなんでも。

ゆでダコか?っつーくらいの赤さ。シンボルである髭をたくわえ

自慢の青龍偃月刀を手にしてはいますが、まるで迫力なし。




続いて、同じく劉備の義兄弟張飛くん。



直情的ではあるものの、どこか愛嬌があり

武勇と義理固さでは関羽に勝るとも劣らない豪快なキャラクター

のはずですけど、何かこう・・・昔の映画に出て来る村長さんみたい。

妙に良い顔の色ツヤがまた腹立たしい。

とにかくスケール感が圧倒的に不足してます。




さらには emihana 一番のお気に入り武将、趙雲くん。



この方、もの凄く深刻な顔して赤ちゃん抱っこしてますけどね

何も奥さんに逃げられたシングルファーザーじゃありませんから。

敵に囲まれ敗け戦、主君劉備の息子を懐に脱出

見事守り通して逃げ延びた時のエピソードで有名なのです。

主君のためにはたとえ火の中水の中、命を賭してお仕えする

武将の中の武将!男気の人なのです。

だけどもまぁ、安っぽいわ。すべてが。

せっかくの深き眉間の皺さえ、今月のやり繰りどないしょ

と、思案に暮れてるようにしか見えない始末。




いよいよ最後に控えしは、老将黄忠



老いたりとは言えその武勇に翳りなし、ますます血気盛ん・・・

って、確かにとてもお元気そうではありますが。

品性と言うものが感じられない気がしませんか?

意固地な一面が顔付きに現れてる。

免許だぁ? んなもん、返すもんかぁーっ!

とか、怒鳴りそうです。面倒くさいタイプでしょう、間違いなく。




しょせんは土産物。

粗製乱造であることが全ての原因だと思われます。

それは仕方がないです。仕方がないけども

数ある土産物の中から底抜けシリーズを手に取ってしまう

お父さんのそのセンス。


いつものことながら、脱力です。

そしてさらにはそのチョイスの中に、肝心のキャラがいない。



だってさー、三国志のメインは劉備玄徳でしょーが!

劉備はハッキリしないし上品ぶるし、全然好きではないにせよ

そこは主人公あっての関羽張飛でしょーが!

しかも、なんで諸葛孔明がいないんだー?

三顧の礼とか、泣いて馬謖を斬る、とか、名知将孔明なくして

三国志が成立すると思うのかー!?


三国志なんか知らないもん、しょうがない?


だったら、知らんかったら、買うて来んでええやんかーっ!!



思わず関西弁風に取り乱してしまいましたが、私には理解不能なのです。

さっぱりわかりません。





ちなみに成都と言えば


松の実さんお気に入り、元祖陳麻婆豆腐!も成都にあります。




こちらは

トリオ・ザ・兵馬俑




今思えば、まだまだマシだった・・・ずっと。


ところで・・・三国志好きの妻になぜにあんなの選んだかな?


なぜ夫はわざわざハードル上げてしまうのでしょうか?


・・・謎です。





おまけ:テキ屋スタイルの前に、姐さん被りをご披露〜