こんにちは。 はなです。
さて突然ですが、今日は犬の嗅覚のお話です。
私たちの鼻がとっても利くのはご存知の通りで
その特技を生かして、ずいぶんと皆さんのお役に立っている仲間たちも
大勢いるようですね。
犬族の活躍の場は広がるばかりで、鼻高々の私です。
これは何も鼻が利くからと言うだけではなくて
犬族がいかに学習できるか、そして人とともに働くのが好きか
そんな優れた資質のなせる業でもあるわけですよ、えへん。
と、自慢はこれくらいにして
物事は何であれ、良いことの裏には困ったことが潜んでいるもので
せっかくの嗅覚にも案外、厄介なことがあったりするのです。
たとえば・・・
あるいは、意地悪おばさんが棚の中に隠したはずの
もちろん、「だったら代わりにほかの美味しいものを上げましょう」
なんて、慈悲深い言葉が返って来るはずもなく。
「はなのじゃないから」なんて冷たい言葉にめげず
まるで見張り番のようにぴったりと張り付くこと数十分。
もらえるのは、ほんのわずか。それもはじっこだけ!
労多くして実り少なき我が定め。
でもね、そんな自慢だけど少々厄介だった嗅覚も年とともに衰えだし
最晩年には、目の前で何をムシャムシャ食べられようが一向に気付かず
「静かでいいけど、これはこれでちょっと寂しい」などと
言われるようになりました。
だったら匂いのわかるうちに、もっと色々くれたらよかったじゃないの!
なんて文句は言いませんでしたよ。
何しろ、老犬の心は海よりも広いのです!(出た、決め台詞)
だけど、落ちぶれたってワンコはワンコ。
匂いがだめでも、腹時計がある!
夕方になれば、ひとりでに起き上がって、おぼつかない足取りながらも
どうです?なかなかやるでしょう?
老犬だって、捨てたもんじゃないのです。
そして・・・一番楽ちんなのは