気持ちが肝心

こんにちは。 はなです。



ん?



え?



いつも私に会いにおいでくださる皆さまなら、お気づきでしょうか?


そう・・・実は上の写真の私、本調子ではないのです。


毛並みが悪くなったように見えるのは換毛期のシャンプー直後で

自慢の毛がごっそり取れてしまったせいですが

それにしても、なんとなく覇気がなさそうに見えませんか?


中国生活の後半は、さすがの私も寄る年波には勝てず

何かと体調を崩しがちで、emihana やお父さんにも

ずいぶんと心配もかけましたし、獣医さんのお世話にもなりました。


獣医さんなんて、いやに決まってるし、日本にいた頃より

もっといろいろと不便ではあったようですが

それでも、連れて行かれました。

いやも応もなかったです。



薬の副作用で、お水がぶがぶ。



あちらに渡航直後からお世話になってた獣医さんはお人柄が良くて

私をとっても可愛がってくださったし、帰国に備えての

事務処理を頼める(頼りなかったけど)数少ない先生でした。

ただね〜、腕の方はね〜・・・


それで、体調を崩すことが多くなってからは

北京から来る名医が診察してくれる獣医さんにも通って

万全を期したのでした。


だって、どうしても無事にもう一度日本の土を踏むって言う

大きな目標がありましたから。


emihana も必死だったと思います。

私を一緒に連れて来たことに責任を感じていたようです。

別に私としては、家族で一緒にいることは当たり前のことだったんですけど。


とにかく、わんこも飼い主さんもお互いに頑張って

少しでも健やかに、少しでも長く一緒に暮らそうって

そのための獣医さんなんですね。


私も今ならよくわかります。

あの頃には「あ〜いやだな〜」「こわいな〜」「今日は何をされるのかな〜」

そんな事ばかり考えて、ドキドキして、かえって具合悪くなったりもしましたけど

ああやって健康管理してもらっていたから、無事に日本にも帰れたし

まぁまぁ長生きできたんじゃないか、そう思うようになりましたよ。


どちらにしても、私たちは飼い主さんの思うように決めてもらうしか

ないんです。



獣医さんの後は疲れます。



とにかく寝ます。




獣医さんにもいろんな先生がいるでしょうし、飼い主さんとの相性もあるようです。

すべての病気や不調が獣医さんの治療で良くなるとも限りません。

状態によっては家でゆっくりしていたほうが良い場合もあるでしょう。


でもきっと、何とか少しでも・・・そう思う飼い主さんの気持ちが

私たちには一番必要な薬になるんじゃないか、そんな気がするのです。




最後は元気な笑顔でしめます。




おまけ:獣医さんに掛けられた私の写真です(ちょっぴり自慢)