小さなことの中に


こんにちは。 はなです。




う〜ん、よっこらしょっと。




紫陽花の季節ですね。




梅雨入りしてからずっと、雨らしい雨が降っていなかったけど

やっと今日は本降りになりました。


昨日まで、やれ空梅雨は困る〜、野菜が高くなる〜とか

ぶつぶつ言っていたくせに、降れば降ったで

ああ、雨かぁ、洗濯物困っちゃう、だって。

一人分の洗濯物なんて、てんで大したことないでしょ?


相も変わらず、しょうもないオバサンなんです、emihana ときたら。



そう言う私も雨は嫌いでした。

雨嫌いだけど断然外シッコ派でしたから

確かに、手は焼かせたかもしれませんね。


おまけに裸族でしたので、レインコート、これがまた・・・



どうにも、気に入らない!




まだ、こっちの方がマシでしたよ。




emihana って、いろいろ愚痴っぽいようで

それでいて、肝心なところで変にサッパリしてるって言うのか

たとえば、ほかの飼い主さんたちみたいに

何かにつけて旅立ったワンコさんのことを思い出して

しんみりしちゃうとか、泣いちゃうとか

思い出に浸ってしばらく立ち直れないとか

そう言うことがほぼないんですよね。


お父さんなんか、男の人ですから、さすがに泣いたりはしないけれど

今でも、しょっちゅう「はな〜、帰って来て〜」とか

私に話し掛けてくれます。


もとから、もし私が逆巻く濁流に落っこちちゃったら

お父さんは迷うことなく飛び込む、そう断言してましたけど

emihana は「私は泳げないから、飛び込まないと思う」

ですって!

「だって、共倒れになるのが目に見えてる」って・・・


たとえ、そう思っても、何も口に出さなくてもねぇ・・・。



そんな emihana がこうして拙いブログを綴ったり

どなたかのところにコメントを入れたりしてるのを

何気なく眺めていて、この間気付いたことがあるんです。


emihana のキーボードでは、たとえば「鼻の頭がカユイ」と打とうとすると

まず、「はなの頭が〜」と変換されますし

それからたとえば「色とりどりの花の色」と打つなら

「〜のはなの色」と出て来ます。


つまり、「hana」の予測変換においては、いつでも「はな」が

一番最初に出て来るわけで、それはemihana のパソコン上で

一番打たれた「hana」は私の名前だってことになり

生きている間ならまだしも、こちらに引っ越してから4年経って

同じような状況だって言うのは、ここだけの話

私としては案外うれしい事実なのです。



「日々の暮らしの小さなことの中にこそ、幸せが散りばめられている」

これは私たちワンコが人間に向かって声を大にして言いたい言葉です。


綺麗な服を着せてもらうことも、美味しいおやつをもらうことも

新しいおもちゃを買ってもらうことも、もちろんうれしいけれど

それは自分のことを思っていてくれる気持ちがうれしいんですよね。


私たちは人間みたいに欲張りじゃないし、ずっと控えめな望みしか

持たないので、家族と一緒にいられたら、たいていのことは気になりません。

それで、十分幸せなんです。



厚い雨雲の上に寝そべって、そんなことを思った今日の私でした。