先週末、3週間ぶりに獣医さんで診察を受け、emihana の近況報告を聞いた先生から
「典型的な痴呆の症状ですね」とのお墨付きを頂きました。
だから、大手を振って「ボケの王道」を歩いています。
あちこちにはまり込むのは、もちろん一番の得意技ですし
こんな風に、普通にしていても体が左にかしいで行きます。
(写真までボケてて、すみません)
ウロウロ〜も必ず左回りです。
南半球だったら右回りになるのかな、とemihana はのんきに呟いてます。
他人事だと思って、イヤな感じですよね。
こないだはカーテンの近くでぐるぐるしていて、キャンディみたいに
カーテンに包まれていた所をレスキューされました。
これはレスキュー後です。(犬命救助を優先したそうです。当然だと思います)
ずっと私と一緒にリビングで寝ていたお父さんも
夜中の「ぼけフルコース」(ウロウロ〜、はまり込み、シッコ、うんP)に
付き合わせてあげたら、たった一晩で音を上げ、今は寝室のベッドで寝ています。
その夜「はな、もういい加減にして!」と私を叱ってしまったのを気にして
翌朝謝って来ましたが、私は別に気にしてません。
老犬の心は海よりも広いのです。
emihana と寝るようになってからは、少しの夜更かしはあっても
あまり運動会を開かない私です。
「夕べも、良い子だったね〜」と褒められますが、私が内心
「あんなに優しいお父さんでさえ、夜中に起こすと機嫌が悪くなるんだから
emihanaだったら、どんな仕打ちを受けるかわかったもんじゃない」
そう思っていることは、とても口には出せません。
あんまり、寝不足にさせると後が恐ろしいので
迷うことなく王道を進みつつ、気遣いを忘れない・・・我ながら老犬の鏡だと
思ったりするこの頃です。