笑顔を見せて

犬もシニアになってくると、感情表現が控えめになってくるように見えてしまいます。


お散歩もおやつも、お客さんも、うれしいにはうれしいけど

昔のように、目をらんらんと輝かせたり、シッポをブンブン振ったり

じゃれついたり、耳をペタンコにしたり

そんな大きな反応は、見せなくなりましたね。

寂しい気もしますが、仕方のないことでもあります。


でも、たま〜にすごく気分がいいのか、心からうれしそうにしてくれるときがあります。

今朝もそうでした。

なぜだか、朝早くから目もぱっちり。

今か今かと散歩を待って、飛び出すようにして出かけました。

お天気もよく、あまり暑くもなく、広州にしてはさわやかな朝で

お仕事もすんなり済ませて、気持ちよさ気に歩きます。

精力的にクンクンしながら、時々拾い食いをしようとして叱られつつも

「もっと行く〜」と、はなにしてはハイペースで進んでいくので

あまり無理させないように、軌道修正するのに苦労したほどです。


相当なご機嫌で帰宅した後は、ご飯をペロっと食べ終えて

まだ、なんだかんだとはしゃいでいましたが・・・

そのうち、突然コロンと横になり


く〜っ


そして、か〜っ


などと、もだえること数十秒、またまたムクッと起き上がって


この笑顔です


私も、思わずニコニコしてしまいました。


こんなふうな笑顔をたくさん見せてくれるように

ずっと見守ってやりたいな、と思いました。


幸せな朝に心から感謝です。