今日は、外語大の日本語学科の学生さんとの交流会でした。
去年の後半からは、アジア大会があり、学生さんもボランティアで忙しく
中止となっていたので、久しぶりの交流会となりました。
今回は3月なので、「ひなまつり」について色々とお話しました。
その後グループに分かれて、ひなあられをいただきながら、「カルタとり」
今日の学生さんたちは1年生。
去年の9月から、日本語を勉強し始めたばかりで
日本語の説明は、先生や先輩が通訳してくださいますが
カルタとりは、ひらがなさえ読めればできますし
ことわざとか、地理とか、花の名前とか、お勉強になるようです。
みんな、一生懸命、そして楽しそう。
この大学には、日本政府が寄付した立派なお茶室があります。
日本のお茶の先生が、茶道部の学生さんを指導していらっしゃって
ぜひお茶に、とお招きくださいました。
素晴らしいお手前でビックリ!
お茶もお茶菓子もとても美味しかったですし
学生さんたちの所作もお作法も、和服姿の先生のお美しい立ち居振る舞いも
皆さんのお心遣いが感じられて、とても心がなごみました。
実は、今日の交流会をどうしようか・・・と言う話し合いもあったのです。
でも、こういうときこそ、自分たちにできることを
きちんとしようと、予定通りうかがうことになったのでした。
交流会の冒頭、みなさんが黙祷を捧げてくださいました。
先生のお話では、日本語学科の学生さんたちなので
もちろん、日本の今の状況はよくわかっているとのことでした。
「こんな時に来てくださってありがとうございます」
と、頭を下げて言ってくださる、先生や学生さんたちの姿に
思わず、こみ上げるものがありましたし
最初ははにかみながらも、だんだんうちとけて楽しそうにゲームをする
皆さんの様子を見て、「今日はやっぱり来てよかったね」
と、言いつつ帰途についた私たちでした。