変わりゆく街

こんにちは。 はなです。



皆さんにご報告。


・・・って、ちょっと真面目な顔をしすぎました。

まるで、仏頂面ですね。

失礼しました。




ええと、何が言いたかったのかというと


つい最近、私がお父さんと住んでいる上海のマンションの近くの街角で

こんな光景を目にしたのです。







そうです。

ワンコの譲渡会が催されていたんです。


日本にいた頃から、お父さんときたら、こう言う場面を

素通りできません。

今まで何度も足を止めては寄付するのを私も目の前で見て来ました。

中には、ちょっとどうかな〜と思うようなグループもいて

すかさずemihana から「だめっ、怪しいっ」などと

厳しく注意受けて、しぶしぶお財布を引っ込めることも

何度かあったくらいでした。


ほかにも、微笑みの国に仕事で行くたびに、ホテルの前のコンビニで

パンを買って、近所をうろつく野良さんたちにふるまったり

とにかく人間相手にはあまりしないのに、ひとたび

ワンコ相手になると、とたんにお財布の紐も頬っぺたも

同時に緩んでしまうお父さん、emihana の口を借りれば

まるで「IYR」(犬にだけ優しい連合)名誉総裁だと言うことに

なるんだそうですよ。


犬と人が溺れてたら、間違いなく犬を先に助けると言い切るお父さん。

emihana は「人間としてどうか」とか言いますけど

私から見たら、名誉総裁にふさわしいと思えます。




広州でも、譲渡会、やってましたね。



もちろんこの時も、寄付してました。




いいじゃないですかね〜、IYR 大歓迎ですよ。

だって、私は犬ですから。

人間の中には、残念ながらIYRと正反対の人たちも少なからずいますし

お父さんたちのような犬に優しい急先鋒がいたって

まだ足りないくらいかな〜、なんて、時々起こる

仲間の悲しいニュースを耳にするたびに、思っています。



今回見かけた催しでは、寄付はなくて里親探しの募集のみが

行われていたみたいで、お父さんは話を聞くだけで

その場を離れたのですが、関わっていたスタッフさんたちは

若い学生さんのようで「日本も中国も若い人たちの方が

いろんなことをちゃんと考えていて、行動に移す力もある」

と、しきりに感心していました。



ほんとに、そうですね。



この国の中のいろいろなことは難しくてよくわかりませんが


広州の街でも




上海の街でも




そこに住む人たちの考え方は確実に変わりつつあるようです。




さて、日本はどうなのでしょう。



少しずつでも変わって行ってくれたら、うれしいです。