ふしぎなこと

先日本へ帰った折に、久しぶりにお墓参りに出かけました。

一日で、都内二箇所にある父方と母方の菩提寺を廻って来なくてはならず

とにかくとても暑いし、両親は足もだいぶ弱っているので

私一人で、お参りを済ませて来ました。


まずは、父方のお墓に向かいます。

真昼のお墓には、他にほとんど人影もなく、ギラギラの太陽の下

お墓に水をかけ、ゴシゴシ掃除して、お花とお線香を手向け

手を合わせてお参りをする頃には、まるで水浴びしたように、全身ビショビショです。

でも気になりながら、1年以上来ていませんでしたから

気分はすっきり。

さて、今度は母方のお寺に向かおうと、桶を片手に歩き始めたとたん

どこからともなく、大きな揚羽蝶がひらひらと飛んできて

私の顔の前をかすめて、またひらひらと飛んで行ってしまいました。

そう言えば、お墓参りの最中に近寄ってくる生き物は

ご先祖様の魂を乗せてくる、とか聞いたことがあったのを思い出し

おばあちゃんだったりして、と心の中で思いながら、その場を離れたのですが。


家に帰って、そのことを両親に話していたら

それは、ぜったいに私を可愛がってくれた祖母に違いない、と言われました。

と言うのも・・・実は我が家の家紋は「丸に揚羽蝶」なのです。

それにそのお寺はビルの谷間の小さなお寺で、墓地には緑らしい緑もなく

今までも、揚羽蝶を見たことも記憶にはないんです。(気づかなかっただけかも)

まぁ、偶然の一致だとは思いますが、やはり素直に祖母が現れてくれたのだと

そう思った方が、何だかノスタルジックじゃありませんか。

ちょうどお盆も近かったし。


そんなこともあるかも。


そして、はなは・・・食欲があまりよくないのが気になります。

食いつきにムラも見られ、自分のフードは口をつけただけで

そっちがいい〜、と私たちの食卓の傍をうろついたり

そうかと思うと、おやつに見向きもしないで、知らん顔だったり


そんな風なので、お薬プイっも相変わらずです。

ただ、サツマイモに包んでやると、食べてくれることが多いです。

やはり、甘いし、上手く錠剤を包みやすいので、具合がいいようですね。


食べる量が減った分、出す回数も減りました。

体重も少しずつ減ってますから、体力も落ちてこなければいいんですけど。


もう一度、ガッツキはなに戻ってくれないかな〜。