味わい

こんにちは。 はなです。



クリスマス・カラーに身を包んでみても



老犬だと、どうもぱっとしないとか



口の悪いどっかのおばさんは言いそうですけど


仕方がないんです。

だって、私、元気な時には完全裸族、裸んぼ主義だったんですからね。

レインコートだって、着せるのに一苦労

せっかく着せてもらっても、挙句に「歩かないっ!」と

ストライキを決め込む徹底ぶり。


柴犬に服なんか、要らないったら要らない!

ゴージャス・ダブルコートを舐めないでね!

鼻息荒く態度で示したものですよ。


そんな私も寄る年波に勝てず、亜熱帯広州の短い冬にも勝てず

あっさりセーター派に鞍替えしたのは、もう12歳くらいになってからの

ことでしたから、セーター姿がイマイチぱッとしないのも

無理ないことだと思いませんか?



だけど・・・今見返してみると


老境に入ってからのセーター姿



どことなく、独特の味わいってもんが



あるように見えますよ。



亀の甲より年の劫・・・って言うんでしたっけ。

ね?

若いもんには真似のできない枯れた可愛さってもんがあるのを

ここにおいでの皆さんなら、お分かりいただけるはずだと

自信満々な私です。




老犬は



背中で語るのだ。





おまけ「はなの鼻の頭にご飯粒」