こんにちは。はなです。
emihana が側から
「いくらだって若々しくて元気一杯な写真があるのに、何もそんな中途半端なのを
引っ張り出して来なくても」
口を挟んで来ましたけど、知らん顔。
だって、今日は少しお伝えしたいことがあるんです。
確かに、あんまりぱっとしませんね。
この頃、私は13歳を過ぎていましたから、時々体調を崩しては
お父さんや emihana を冷や冷やさせていたのです。
私の不調の元は心臓でした。
心臓の血流が悪くなり始めていて、普段はいいんですけど
ちょっと興奮したり、走ったりすると、虚血性の発作を起こして
ぜ〜ぜ〜はぁはぁ〜・・・
だからもう薬は飲んでいましたし、色々と気を遣ってもらってはいました。
そんな私にとって何よりの大敵は寒さでした。
血の巡りが悪くなった分、もちろん体が冷えやすくなった上に
亜熱帯の広州の短い冬は暖房設備が完備していないため
家の中がとても寒いのです。
それで私はいっつもぶるぶる〜・・・手足もすっかり冷たく凍えて・・・
本来ベッドの上で寝ることや布団をかけて寝ることが好きではなかった私が
この時はいくら厚着をさせても毛布を掛けてやっても
いっこうに震えの止まらない私を心配した emihana が
強制的にベッドの上に寝かせ、布団をしっかりと掛けたのです。
それでようやく眠りにつくことができた私でした。
薬の副作用もあって、ガッツキ虫だった私が一気に食欲を失くし
こんなにスマートになってしまったことも、体が冷えた原因だったのかもしれません。
今思い返してみても、この頃の私も結構頑張っていましたよね。
だって外国ですから、それは色々大変でした。
獣医さん一つとったって、日本と同じようにはいきませんから。
だけど、それでも何とか乗り切りましたよ。
この後冬をあともう一回乗り切って、ちゃんと日本へ戻って来たんです。
ちょっと自慢しちゃいましたけど、何が言いたかったのかと言うと
今、この寒さの中で、体調を崩しがちなワンコさんたちに
エールを送りたかったんです。
上手い言葉は見付かりませんが、私だってそれなりに頑張れましたよ〜
案外乗り切れましたよ〜って。
飼い主さんたちにもね、いいんですよ〜と言って差し上げたいんです。
ワンコの心は海よりも深くて広いので、飼い主さんたちの
お気持ちはちゃんと通じていますよ〜。
みんなとっくに、たくさん頑張っているに決まっているので
頑張って、は言いません。
ただ、みんながこの冬を無事に乗り切って、またあったかい日差しの下で
お散歩できますように。
空から特大のエールを送りたいと思います!