わんにゃんドック受診(豪華特典付き)

昨日はなは、子犬の頃からお世話になっていた獣医さんに

帰国後初めて行って来ました。


聞いてないんですけど


何しろ4年ぶりと言うことで

やはり改めてきちんと検査してから、治療方針を決める必要があるとのこと

「わんにゃんドック」の受信をお奨めします・・・だそうで

はなにとっては災難以外の何物でもないとは思いますが、仕方ないですね。

とりあえずお預けして、夕方にお迎えと言う次第になりました。


はなは、この病院にはお泊りも何度もしていますし

病院大嫌いのはなが、唯一心を許しているらしい優しい看護婦さん(Sさん)も

変わらずいてくださって「はなちゃ〜ん、お帰り〜」と笑顔で迎えてくださいました。

もちろん、いきなりあれやこれや検査のフルコースで

可哀相なことは変わりないのですが。


はやる心を抑えつつ、夕方6時に迎えに行って説明をうかがいました。


まず、はなの心臓はかなり肥大し(正常な心臓の1.3倍の大きさ)

雑音も多く、気管や肝臓を圧迫している。

弁がよく閉まらないため、多くの血液が逆流している。

肝臓も大きくなっていて、けっこうな大きさの腫瘍がある(良性は悪性かは不明)

尿素窒素(BUN)が51と高いが、他の数値を見ると、必ずしも

腎臓自体が悪いとも言えない。

ALP(23〜213)は2000もあるが、γーGTPは2(0〜7)と基準値内であり

肝機能が著しく低下していると言うわけでもないようだ。

その他、白血球がやや低目だが今すぐ問題があると言うほどではない。

そして、甲状腺の異常が疑われるが、正確な診断はしばらく時間がかかる。

と言う診断結果、予想していたとおりと言えばとおりだし

何より、日本語で細かい点まで納得のいく説明をうかがえたので

なんだかやっとスッキリとした感じでした。


そして、血管を拡げて血流を良くする薬、そして強心剤(ベトメディン)

肝臓の働きを高め、保護するサプリ、左目の充血(検査結果、傷や緑内障はなし)を

取るための目薬を処方され、やっと解放されたはなを連れ家路についたのでした。

中国で強心剤を処方された時には、とても具合が悪そうで、使用を中断したので

少し不安もありましたが、今の所、はっきりそれとわかるほどの変化はないようです。


理不尽な突然の病院行き、そして検査のラッシュ。

仏滅と13日の金曜日が肩を組んでやって来たような思いをさせられたはなには

色々とご褒美がありました。またまた頑張ったのですから当然でしょう。


・ご褒美その1 病院で付けてもらったバンダナ

本犬には不評だったので、この後すぐに外しました。


・ご褒美その2 先生のOKが出たので、待望の鶏レバーをもらえました!
 どんなにうれしかったか、その様子は連続写真でどうぞ。

主人がレバーを茹で始めてから、もう主人の手元をじっと見つめ

ひたすら熱望の視線を送り続け、やっとのことで一口

必死のアピール、そしてまた一口・・・

小さなパック半分くらいは食べました。

本当に久しぶりで、新鮮でおいしかったね!(中国では一切やらなかったのです)


狂喜の宴の後は・・・魂抜けてます。


日本に帰って、本当に良かったでしょ?

病院はイヤだと思うけど、これからは毎回豪華特典付きだからね。

老犬の特権です。


でも、残念なお知らせがひとつ・・・

2週間後に詳しい腹部超音波検査を受けなくちゃいけない・・・って

まぁ、まだはなには内緒にしておきましょう。


知らない方がいいこともある?