許されしぬくぬく

こんにちは。はなです。



犬も丸まる師走かな。




どんなに夏が暑かろうと、秋が長引こうと

やっぱり冬はやって来ます。

そして、暖冬かも〜なんて油断させておいて

しっかりきっぱり寒くなります。

雪だって降ります。積もります。




けれども、そんな厳冬の最中にあって

不肖私はなは、あえて皆様に問いたいのです。



あなたはご存知でしょうか?

南国の短い冬がいかに寒いか、その寒さがいかに身に染みるのかを

・・・と。



亜熱帯広州で初めて迎える冬、亜熱帯だからってすっかり油断していた

私やemihana でしたが、これがどうして、約ひと月かそこらの

短い冬がしみじみと耐え難く寒いのにびっくり仰天することになりました。





広州の建物は素寒貧。



私たちが暮らしていたアパートも、広州のビバリーヒルズ!

なんてうたってはいましたけど(ビバリーヒルズにゴキやネズが出るのか)

建物自体も本当にひどかった。


もともと断熱材なんか入ってないらしく、建付けも悪いし

工事の様子なんか見ていると、中身はレンガ!

まぁ、3匹の子豚の末っ子が建てたのと大差ないんでない?

くらいのものでしたよ。


その上、とにかく涼しい方に重きを置いてできていますから

天井高く、窓広し。

よって寒さにはめっぽう弱い。


暖房器具も年の大半を冷房ガンガンの土地柄ゆえに

これまたお粗末で、いくらバカ高い日本製のヒーター買ってみたとて

どうにもこうにも、暖まりゃしません。


だけど年末年始の頃にかけては、ダウンを着るくらい

冷え込む日が多いのです。


短いからって、なめてはいけない亜熱帯の冬。



ヤシの木に騙されるべからず。




ですから私も、こんな風に超豪華ムートン敷物(IKE○製)を用意してもらい




ヒーターの至近に置かれたこの敷物の上でぬくぬく・・・





そんなわけで、冬の間は「オダリスク・はな」も返上でした。




まぁ、そう若くもない体にムチ打って、大陸くんだりまで

一緒についてきてあげて、慣れない異国暮らしに文句ひとつ言うことなく

日々まずまずいい子にしていてあげたんですから

それくらいのこと、許されたっていいですよね〜。




あ〜、気持ちいい。






おまけ:お父さんのふるさとの雪景色です。