食べる日も食べぬ日も


こんにちは。 はなです。




バテてます。




酷暑の散歩にすっかりグロッギーな私。




いくら首に保冷剤巻いてみたとて、気候によるダメージは

老犬にとって、なかなかに手ごわいのです。


特に今年は、亜熱帯・広州の真似っこのような激しすぎる突然の雷雨や

かと思えば、やれ36度だ記録更新だ、なんて高すぎる気温に

真面目に頑張りすぎる人やワンコ・ニャンコたちは、もう本当に

いい加減にして〜って、感じで弱り切ってますよね。



そんなこんなで、食欲減退に悩む飼い主さんもおいでのことでしょう。



私にもそんな時期がありました。


広州にいた頃、あれは13歳くらいだったかな〜

心臓の方も塩梅よろしくなく、一時的に肝機能や腎機能も怪しくなったりして

確か、療法食を始めたのをきっかけに、あんなにガッツキ虫だった私が

食べな〜い!シンドロームに陥ったのでした。



どうも進みません。




ほっそりしました。




emihana もさすがに心配して、いろいろ手を変え品を変え・・・

日本の物がすぐに手に入らない中で、それなりに考えてくれたと思いますが



食べたくないもんはしょうがない。




私の場合はお陰様で、また食べられるようになりましたし

その後も、波はありつつそれなりに食欲を維持しすることができたのは

もともと胃腸が丈夫だったのと、日本に帰ってからは

食材もフードも選択肢が増えたのが大きかったかもしれません。




やった〜! 完食です!



長く生きていれば、食べられない日もありますし

どんなに一生懸命に飼い主さんが知恵を絞り手を尽くしてくれても

どうにも上手く行かないで、がっかり・・・

あ、でも、今日はいい感じに食べてくれた!・・・

と思ったら、またダメか・・・

そんな日の繰り返しに一喜一憂してしまいそうです。


ヘタレで鈍感な emihana でさえ、中身の減っていない食器を前に

ため息を吐いていたものです。


あ〜、がっかりさせちゃったのかな、私もそう思いましたけど

私たちは頭で考えて理性で食べる、とかそう言うことは無理なので

こればっかりは仕方がないんですよね。


ただし、自分たちで勝手に隠れて良からぬものを食べちゃう

そんなズルもまたできませんから、その点は安心していてください。



そして、食べる日も食べない日も、変わらずちゃんと

自分のごはんが用意されていること

どんなに体調が悪くても、体を横たえる寝床が整えられていること

忙しい中でも、一日何度も声を掛けてもらい、優しく撫でてもらい

お散歩に連れ出して一緒に歩いてもらえること


欲張りではない私たちは、そう言うことだけで

十分に満たされているんだって

どうか、わかっていてくださいね。





みんな、食べたかな?





こちらに引っ越して来るひと月くらい前の私です。