こんにちは。はなです。
桜の花もちらほら、ほころんだとかほころばないとか
そんなニュースが流れる今日この頃。
今、この時にも、新しい生活に向けて旅立とうとしている
私の仲間がたくさんいると思います。
多くは、お父さんの仕事の都合で、日本国内はもちろん
海を越えて様々な土地にバビュ〜ンと飛んで行くのです。
2008年、今からもう8年も前のことになりますが
私もそんな中の一匹でした。
もう、この時点で私にはすべてわかっていましたよ。
だって、2000年にアメリカに渡って行った時とも
2005年にまた日本に戻った時とも同じでしたからね。
あの乗り物がどうやって空を飛ぶのか、さっぱりわかりませんが
いったんその中に乗せられたが最後、どんな耐え難い思いをするのか
そして、今度外に出た時には、まったく見知らぬ新たな土地での
暮らしが始まるってことも、ちゃんと経験済みでした。
それにしたって・・・あれはいやです。
ものすごい音がするし、揺れるし、耳がおかしくなるし
何度経験したって、慣れるってことはないのです。
アメリカから帰る時には、私はすごく酔ってしまって
えらい目にあいました。
だから、どきどきぶるぶる・・・ああ、神様、お願いですから
無事に着きますように、なるべく怖い目にあいませんように
祈ることしかできない私でした。
4時間くらいかかったのだそうですが、思ったよりは早かったです。
アメリカから帰る時には14時間!!
だからまぁ、シニアの私でも、まだ何とか余力があるうちに
到着できて、ほっとしたのもつかの間・・・
降り立った場所はなんだかムシムシ・・・そしてすごくうるさい!
クラクションもひっきりなしだし、人の声も怒鳴ってるみたい。
それから車で一路、新しい我が家へ向かったわけです。
「もっと、疲れ果てるのかと思ったら、案外余裕じゃない」
emihana は安心したようですが・・・
私の寝場所はここ、と決めたら即ごろん。
当たり前ですよね〜。そりゃ、疲れますよ。
心身ともにクッタクタです。
とにかく、そんな風にして、私はお隣の国の住人となったのでした。
自慢ではありませんが、私はあっという間に適応しましたよ。
人間の方は散々文句ばかり言っていましたが
私たちはあるがままを受け入れるだけですからね。
シンプルだから強い。
人間よりもずっと賢いんです、きっと。
そんなわけで、これから新しい場所で暮らし始める
私の仲間の皆さん、どうか無事に毎日を楽しんでくださいね。
大丈夫です。
引っ越して翌日の朝にはもう・・・