夏の想い出

こんにちは。

はなです。


ぐったり〜、のフリ。



何だか、また間が空いてしまいました。

相変わらずの酷暑の日々。

皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか。

emihana家は、夏休み中ですが、どこに出かけるわけでもなく

淡々と暮らしているようです。


私は草むしりやウォーキングをするお父さんの肩に乗って

お付き合いをしてあげたり、飽きたら、あっちの世界へ戻ってみたりしていますが

今は地上がお盆だとかで、あちらの世界は空いているのです。

みんな、少し前からわくわくして、うちのママはちゃんと好物を用意して置いて

くれるだろうか、とか、やっぱり、帰って来たよと知らせてあげた方がいいのか

でもパパは怖がりだから、とか、そんなことを話し合っていましたよ。


さて今回は、私がまだ若い頃(とは言っても9歳でした)

出かけた旅のお話をしてみたいと思います。



ええと・・・2006年の8月。


私は蓼科に行きました。


emihana の親友ご夫婦で私の実家のお父さんお母さんとそこのお家の

柴ちゃんたちとみんなで出かけたのです。


さて、私はど〜こだ?


この旅には、私を産んでくれたお母さんも来てくれました。

感動のご対面。どっちがどっち


この時、私は会ってすぐにお母さんのおっぱいの所を

くんくんとしたし(他のワンコさんにはしたことありません)

お母さん(リラママ)は途中で私の姿が見えないと、心配して鳴いたりしました。

生まれて50日で離れ離れになって、その後1,2度会ったきりなのに

数年ぶりでも、お互い、ちゃんと覚えていたんです。


お母さんと二人でお散歩だって、しましたよ。


だけど、お母さんの家族ワンコに焼きもちを妬かれちゃいました。

あの時は、ごめんね〜。


私にはたった一人のお母さんですから、もちろん、覚えていられたんですけど

お母さんの方は何度かお産しているし、子供もたくさんいます。

それでも、大人になった私を見て、思い出してくれて

心配までしてもらえたのは、やっぱりうれしかったです。


普段はベッドで寝なかった私ですが、なぜか旅行先では

自分からぴょんと飛び乗って

こうやってベッドで寝ました。(ベッドOKの場所だけですよ、もちろん)


人間の真似っこ。


車が得意ではない私ですが、旅行は大好きでした。

だから、車に乗る時はどきどきして、あ〜嫌だなと思っても

いったん車から降りたら、わ〜、ここはどこ?

見るもの、聞くもの、興味津々で、知らない人にもたくさん撫でてもらったり

いつもはもらわない美味しいものももらったりで、帰りたくな〜いって

車に乗るのを拒否ったものです。


これ以外にも、ママたちとは河口湖にも出かけたんですよ。


それから、アメリカにいた時には本当に色んな所へ旅しました。

高速はタダだし、犬が泊れるホテルがたくさんあるんです。

ニューヨークにだって、カナダにだって、車で行っちゃったんですから。

すごいでしょ。

その頃のお話は、また別の機会にしますね。


中国に引っ越してからは、安全上の理由で、私はどこにも出かけませんでした。

でも、emihana も、私を安心して預けられる場所がないからと

泊りがけの旅行はたった一度、タイに行ったきりでした。
(その時は、お父さんがお留守番しました)

マンションだって一応、ペットの世話のサービスはあったし

ペットショップや獣医さんに預ける方もいましたが

私がもう若くはなかったので、何かあったら後悔してもしきれないから

怖くてとても預けたりできないと、よく言っていました。


犬と暮らすことには、不自由が付き物です。

でも、私たちが人間の都合によって、させられる我慢や

味あわされる寂しさや不自由さに比べたら、どうってことはないはずだと

思うのは、私が犬だからでしょうか。


さぁ、お盆が終わったら、あちらのお仲間たちは

どんな顔をして戻って来るのでしょうね。



白樺湖の水鳥に見入る私。