おらの虫

 

こんにちはだ。

 

 

おら、きく だす。

 

 

 

きかん気満々の顔だと

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emihana おばばは言っとるけんど

 

 

おらにはわがんね。

 

 

 

おらは相変わらず、元気いっぱいだ。

 

 

ただ、少し前、急にまたあの箱さ入れられて

 

今度はおばばの手さぶら下げられて

 

この間の獣医さんのとこさ連れて行かれただよ。

 

 

 

出してけろー

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元気いっぱいなのに、なして?

 

 

おらにも、さっぱりだったけんども

 

おばばが言うには

 

何でも、おらのうんPがあんまりいい感じでねぇし

 

渋ってるっちゅうんか、1日4回外でしっかり遊んで

 

その度に出すもん出してるはずなのに

 

おらの住みかの箱の中でも出してしまうのが

 

おかしいと、思っていたみてーだな。

 

 

それから、箱の中でもよおす時の声が

 

いかにも苦しそうな、まるでこの世の終わりが来たか

 

とでも言うような悲鳴で、気になっとったらしいだ。

 

 

ほんで、ある日の午後、また悲鳴を上げ始めたおらが

 

小1時間も泣き止まず、これはまずい!

 

と、表に出されて狂気乱舞しかかったおらさ

 

さっさと持ち運び箱の中に放り込むと

 

いきなり家の外さ連れ出しただ。

 

 

いや〜、おら、たまげたべ。

 

 

揺れる揺れる、見たこともない景色、匂い、音

 

あー、揺れるべー。

 

 

大丈夫、お腹、診てもらおうね

 

楽になるからね

 

もうすぐだよ

 

 

おばばの声が聞こえた気がするけんども

 

よく覚えてねー。

 

何しろ、初めてのことだったしなぁ。

 

動転しちまって思わず、箱の中にもらしちまっただ。

 

 

けど、これが良かったんだから

 

世の中、わがんねーもんだな。

 

ちゃんと出したから、すぐに調べられたんだ。

 

 

だいぶ待たされたけんど、その間に

 

ほかの人たちから、名前をたくさん呼ばれて

 

可愛いなんて褒められて、おらのドキドキは

 

すっかり収まってな。

 

 

とにかく先生が、おらのもらしたブツを調べてくれて

 

なんと、おらのお腹には虫さいたんだと!

 

 

この間調べてもらった時には、出なかったけんど

 

普通は悪さはしねー虫がたまたま、おらのお腹ん中で

 

暴れ出してたみてーだよ。

 

 

おっがねーな。

 

 

それで、薬さもらって、何とか無事に生還しただよ。

 

 

この薬っちゅうんが、えらい苦いもんなんだと。

 

けど、おばばがこの粉薬をガムシロップって

 

あめー、それはあめーもんで練って

 

おらにくれるもんだで、おら、大気に入り。

 

小皿まで、ペロペロ舐めるだよ。

 

 

美味しい薬さ舐められて、うんPも良くなって

 

おばばも、おらがもう、あの苦しそうな雄叫びを

 

上げなくなって、ホッとしたみてーだし

 

 

まんず、めでたし、めでたしだべ。

 

 

 

おらの運動場

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あ、虫はいたけんど、それ以外は全く問題ない

 

元気いっぱいだと、お医者さんもでっかい

 

太鼓判さ、押してくれただ。

 

 

あ、先生は、もう自己主張してるな、この子

 

とか、呟いていたな。

 

きっと、おらの肝っ玉に感心してたんだと思うべさ。

 

 

 

な、おら、やっぱりすんごいべ?

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可愛いお洋服をお借りして練習中だ。

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おらの仕事

 

こんにちはだ。

 

 

 

おら、きくだす。

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1週間で、顔、変わっただべか?

 

 

ずいぶんしっかりして来たとか

 

おとうは言ってだけんど。

 

どんなもんだべか。

 

 

 

emihana おばばの家さやって来て

 

10日が経っただ。

 

 

おらは毎日仕事さ励んでるべ。

 

ちっこいのに、えらいべさ。

 

 

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おらの仕事は、寝ること、食べること、出すこと

 

わめくこと、暴れ回ること、かじること

 

いろいろあるけんども、どれもしっかり

 

ちゃんとできるんだ。

 

 

起きてるのに静かにすっとか

 

手や柱さかじらねぇとか、加減すっとか

 

そっだらことは、まだまだ無理だべ。

 

 

始めたばっかりだもの、わがんなぐても

 

しょうがないもんなぁ。

 

 

 

そう言えば、昨日はちっさな箱さ

 

入れられて、獣医さんとこさ行って来たべ。

 

 

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見るもの聞くもの初めて尽くしだって

 

おらは平気だ。

 

肝が据わってるんだからな。

 

きれいなお姉さんに抱っこされて

 

ええ子にしてただよ。

 

注射ん時、ギャン!と一声鳴いただけだ。

 

後ろから不意打ちは狡いべさぁ。

 

だども、優しい先生だったから、安心したんだ。

 

 

体重さ測ってみたら、1・75キロだと。

 

はなねーちゃんはおらと同じくらいの頃

 

2・7キロあったってさぁ、でっかかったんだなぁ!

 

さすがねーちゃんだべさ。

 

 

え?

 

おらがちっさいのか?

 

 

おかしいなぁ。

 

 

だって、おらはねーちゃんより

 

もっとやんちゃで、気が強いって

 

おとうもemihana おばばも口を揃えて言うものな。

 

 

 

くれぐれもこの顔に騙されてはなんねーぞ。

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おらはちびだけんども、野望はでっかいべさぁ!

 

 

 

 

あ、それから、もう知床の続きは要らねーと

 

あるお方から言われたらしいんだ。

 

 

おらのことさ書けばいいんだと。

 

 

 

まぁ一応、それはそれはきれいな湖が

 

あったらしいんで、それだけ

 

載せておくかんな。

 

 

摩周湖だべー。

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じゃ、またなー。

続きの前に号外!

 

こんにちはだす。

 

 

 

きく だす。

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おらはなーんも知らねーけっども

 

おっかぁや、兄弟たちと別れて

 

この家さ、来ただ。

 

 

車っちゅーのにも、初めて乗っただよ。

 

 

おら、おったまげて、おらさ抱っこしとった

 

ぽっちゃりおばさんの頭によじ登ろうとしちまって

 

笑われただ。

 

 

 

このおばさんだ。

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とにかく、このおばさんと

 

 

 

こっちの優しそうなおじさんとの家に

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もらわれて来たらしいだ。

 

 

 

おとなしくしてるって?

 

 

そっだらことないだよ。

 

 

おらは前にここに住んでたらしい

 

はな、とかいうねーちゃんより

 

もっとお転婆だ。

 

 

体はひとわまり小さいけんども

 

 

舐めてもらっては、困るだよ。

 

 

 

 

最初のご飯だって、あっと言う間に完食しただ。

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おばさん、おらをチビ怪獣なんて言うだ。

 

おじさんも、甘えんぼだけど肝が座ってるとさ。

 

 

だけど、子犬は元気が一番なんだと

 

 

おらは知ってるべ。

 

 

 

あ、おらのなまりは

 

なんでも、おらの名前が

 

田舎っぺなんとかっちゅう大昔の漫画さの

 

田舎娘、きくちゃんから取ったもんだからだと。

 

 

おらとしては、不本意だども

 

しょーがないもんなぁ。

 

 

 

そんなわけで、旅の話の続きの前に

 

号外だす。

 

 

皆さん、どうぞよろしくお願いするだよ。

網走 そして 知床へ その2

 

こんにちは。

 

 

変わらずemihana がお届けいたします。

 

 

 

雨の一夜が明けて

 

 

2日目の朝、窓の外には

 

 

まだどんよりと重たそうな雨雲が居座ったまま。

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天気予報では午後から回復するとのことでしたが

 

 

とにかく最初の目的地まで車を走らせ

 

 

 

到着?

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されど、知床五湖、一湖も見えず。

 

 

せっかくですので、霧にすっぽり包まれた高架木道を

 

展望台まで歩きました。

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電気柵が張り巡らされているのは野性動物避けです。

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もちろん、ここもまたヒグマの住処。

 

 

 

心なしか、行きより帰りの方が

 

何となく霧も晴れて来たような。

 

 

希望を繋いで、今度は未舗装の山道を走ります。

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この狭いでこぼこ道では、何度も動物と遭遇しました。

 

狸に狐、さらには鹿まで、みんな車が目の前に来てから

 

初めてびっくらぽん!と言った顔をしてフリーズ。

 

しばらくしてから我に返って森の中に消えて行くのです。

 

 

こっちもびっくらぽん!ですが、ここはあくまで

 

彼らの居場所なんですよね。

 

どうも失礼しました。

 

 

 

などと話しているうちに

 

 

カムイワッカ湯の滝に辿り着きました。

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上流から温泉が流れ込んでいる滝です。

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水量も豊富でマイナスイオン浴び放題!

 

 

何となくリフレッシュしたような心持ちで

 

 

 

さらに向かったのは

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象岩とプレペの滝。

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写真では見にくいのですが

 

右側の岩のへこんだ辺りに細い滝が海へと

 

流れ落ちていました。

 

 

こんな風に、海面から垂直に陸地が立ち上がっているのが

 

知床の地形の特徴なのだそうです。

 

 

それにしても、知床の自然のダイナミックなこと。

 

 

 

さぁ、お次に登るは知床峠だ!

 

 

車に戻って走るうちに、空もだいぶ明るくなって来ました。

 

ナビが示すつづら折りの道をどんどん登って行く道すがら

 

口を突いて出るのはもちのろん、モリシゲさんの知床旅情

 

昭和の名曲ですもの。すらすら出ますとも。

 

 

あれ?

 

高度が上がるに従って、またまた霧が出て

 

あっという間に視界不良に。

 

日光のいろは坂並みのくねくねロードなのに〜

 

しかも、いつしか風も横殴り、まるで台風のようです。

 

 

白樺まで吹き荒ぶ風のせいか、曲がりくねり

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まるで魔界の入り口めいた異様な雰囲気に。

 

 

 

ようやく到着した峠でしたが

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あまりの風にドアも開かず車から降りることすら

 

できませんでした。

 

 

 

ところが、しようがないやと峠を下って来ましたら

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一転、晴れ間が広がっています。

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ああ、摩訶不思議、知床峠

 

 

 

 

知床は温泉の宝庫でもあり、あちらこちらで

 

湯煙が上がっているのですが

 

 

 

これは熊越温泉の源泉で

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まるでジェットエンジンの真ん前に立たされたような

 

もの凄い轟音が辺り一面に響き渡っていましたよ。

 

 

 

 

峠を下り切れば、羅臼の海はあくまでも凪いで。

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宿に帰る途中、前日も雨の中通過した

 

天空への道へ。

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大地と空のすぐ側に、まさに沈まんとする夕陽。

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雄大大自然とか、でっかいどーとか

 

そんな陳腐な言葉しか浮かばない自分が

 

ひたすら情けなく、思わずひれ伏したくなるような

 

圧倒的な光景だったのでした。

 

 

 

そんなわけで、まだまだまだ、続きます〜。

 

 

 

 

 

ヒグマの爪はナイフと同じ。

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網走 そして 知床へ その1

 

おひかえなすって。

 

 

どーん。

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手前、目下、懲罰中でございやす。

 

 

 

なんて〜、いきなりすみません。

 

emihana ですよ。

 

 

 

この度、連休を利用してまたまたまた

 

北の大地にちょっくら旅して参りやした。

 

 

 

連休初日の午後一番、小雨そぼ降る

 

道東は女満別空港に降り立ったお父さんと私が

 

真っ先に向かいましたのは他でもない

 

 

ざーん。

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そうです、泣く子も黙る最果ての監獄

 

その名も博物館網走監獄!

 

 

思わず頭の中に、番傘さしたもろ肌脱ぎのケンさんが

 

浮かびませんか?

 

背中で泣いてるのは当然、唐獅子牡丹でごさいやす。

 

 

 

正直申しまして、私の理解もその程度のもので

 

ここを訪れてから初めて、維新後政治犯も含め

 

多くの囚徒たちが北海道開拓のために収監され

 

極寒の地での過酷な労働に従事し

 

開拓の礎を築いたことを知ったのでした。

 

 

 

さっそく舎房及び中央見張り所へ。

 

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この場所は放射状に広がる5棟の舎房から成り

 

一ヶ所から全てを見渡せるように

 

八角形の見張り所が設けられており

 

 

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最大700名を収容できたと言います。

 

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鉄筋の枠組みがとてもモダンな感じもしますね。

 

あ、上でフンドシ一丁、何やらしてる人は 

囚人界のヒーロー、破獄王さん

実在の人物です。

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とは言え、ここは監獄。

 

頑丈な鉄の扉にがっちり施錠。

 

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独房はこのサイズ。

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舎房の中から向かいの部屋は見えない作りに

 

なっていますし、扉は外からしか開きません。

 

 

 

旧網走監獄では、解放的処遇施設もあり

 

自給自足を目指した農場で、作物の管理から

 

収穫まで収容者が行なっていたとか。 

 

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道路建設など長期間監獄を離れて労働する場合には

 

休息所という仮宿舎に寝泊まりしました。

 

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何と、丸太が枕です。

 

 

おいら、泣けてくるぜ。

 

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とにかく、ひたすら寒かったようですね。

 

いくら暖房があっても、舎房の室温は

 

マイナス7、8度まで下がったと言います。

 

 

そんな環境下の重労働で、あまたの囚徒たちはもちろん

 

看守さんの中にも亡くなった方々がいるとのことで

 

国内では唯一、囚徒も看守さんも同じ場所に

 

葬られているのです。

 

艱難辛苦を共にした仲間だからでしょうか。

 

 

 

さて、この監獄博物館、なかなか興味深い施設でしたが

 

もっとも印象深かったのは舎房の匂い!

 

 

何と表現すれば伝わるのか?

 

うーん、たくさんの人、男の人たちが

 

そこで食べ、眠り、排泄し、息をしていた名残と言うのか。

 

生活臭のようなすえた匂いが柱や壁や床の隅々に

 

染み付き、まだ息づいている、嗅いだことのない

 

匂いでしたよ。

 

 

 

 

すっかり雨足が強まった頃、無事釈放された我々は

 

それからどこまでも真っ直ぐな天空への道を通り

 

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やがて曲がりくねった林道をかなり進んで

 

ようやく神の子池に到着いたしました。

 

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摩周湖からの湧き水が湧き出すこの池は

 

水深5メートルの小さな池で

 

年間通して水温が8度と低く倒木が青い水の底に

 

腐らないまま化石のように沈んでいます。

 

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青い、確かに、青い。

 

でも、雨。よく見えない。

 

 

残念ですが、仕方ありません。

 

夕暮れ迫りただならぬ雰囲気を見せ始めた周囲の森。

 

そう、ここはヒグマの生きる山。

 

 

急に怖くなったヘナチョコ2人組は

 

ほうほうのていで車に戻るや

 

暗くてなーんにも見えない海岸線を一路

 

ウトロの宿へとひた走ったのです。

 

 

 

そんなこんなで、次回へ続きま〜す。

 

 

 

 

ホテルのロビーでは、f:id:emi-hana:20191023161840j:plainクリオネがお出迎え。

始まります

 

こんにちは。 はなです。

 

 

 

私です。

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何? これがあんたなの?

 

と、引っかかったご様子のあなた。

 

 

これ、私なんです。

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実は、私だけではなく

 

 

 

 

ほ〜ら、お父さんもいますよ。

顔はともかく、首の傾斜角度は

よく似ているみたい。

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いったいどう言うことなのかと申しますと

 

 

数週間前、大陸生活に再見〜して

 

帰国する際、身近なスタッフさんたちが

 

私とお父さんの仲良しフィギュアを

 

餞別として贈ってくださったのです。

 

 

 

もう一度ご覧下さい。

 

 

よくできていますよね〜。

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何でも、私たちの映った写真を元に

 

オーダーして作成されたのだそうです。

 

 

 

お父さんの新居になる部屋で

 

引っ越し荷物の片付けを手伝っていたemihana、

 

4年半の間にお世話になった皆さんからの

 

心のこもった送別のメッセージやプレゼントを

 

目にして、一人暮らしは大変だったはずだけど

 

少なくとも仕事の方では、皆さんに助けられて

 

充実した日々を送っていたようだと

 

ほっとしたみたいですね。

 

 

 

 

さて、そんなお父さんの新たなプチ単身赴任生活が

 

いよいよ始まります。

 

 

 

会社まで10分、ややひなびた感じの住宅地にある

 

マンションは3階建ての2階、日当たり良好

 

車もさほど通らず、リビングの向こうには小学校。

 

春には桜がきれいそうですよ。

 

 

通りの反対にはお墓が見えます。

 

でも、真っ昼間に内覧に来ていながら

 

気づかなかったくらいだし

 

お父さんは大丈夫だと思います。

 

 

第一、私もいますから。

 

 

私だって、こう見えて犬ですもん。

 

番犬くらい、朝飯前です、たぶん。

 

やったことないけど。

 

 

ね、お父さん、また2人でやって行きましょう!

 

 

 

これは、リアルな私。

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秘書さんが贈ってくださったプレゼント。

優しくて、日本語お上手で美人さんなんだとか。

非常感謝!

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いつでもどこでも

 

こんにちは。 はなです。

 

 

皆さん、台風、怖かったですね~。

 

emihana も家ごと飛ばされるんじゃないかと

 

脅えまくっておりました。

 

相変わらずのヘタレです。

 

とにかく、どなたにも被害がなかったことをお祈りします。

 

 

 

 

さて、かなりヨロヨロ~のころの私です。

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こんなにヨロヨロ~になってからでも

 

ひとたびお父さんがご飯の席に着いたなら

 

知らん顔なんかしませんでしたよ。

 

 

 

お父さんがうるさいオバサンには内緒で

 

ちょびっとでも美味しいものをくれるから~

 

もちろん、それはそうでしたけど

 

それだけではなかったのです。

 

 

 

お父さんの生まれ育った島では

 

島外から来た人を「旅のもの」と呼んだりしますが

 

お父さんこそ、正真正銘の「旅のもの」なんです。

 

 

 

日本に暮らしていたって、次から次へと旅の空

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出張がない時も、仕事仕事で家にいる時間が少なかったので

 

 

私はいつだって、そんなお父さんの帰りを待っていたように思います。

 

 

そばにいてほしい人に限って、いてくれない。

 

世の中はうまくいきません。

 

 

 

 

お父さん、まだかな~と、ぼんやり考えている?

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だから、どんなにヨロヨロ~でも

 

 

お迎えは欠かしませんでしたし

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お父さんが私のために美味しいものを用意し始めたら

 

 

 

すかさずマーク。

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当然、こんな風にちゃっかり一口ゲット。

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美味しいものをくれるお父さんは

 

いつだってどこにいたって間違いなく

 

私のことを一番大事に思ってくれました。

 

だから、私もお父さんが一番好きだったんです。

 

 

 

相思相愛、幸せなことだとemihana も言っています。

 

 

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お父さんはこの度、4年半の大陸暮らしを無事終え

 

ようやく帰って来ました。

 

 

でも、職場が遠いので、少し離れた街で

 

また一人で暮らしを始めました。

 

 

外国暮らしとは違うし、週末には帰れるし

 

今までよりずっとまし、とお父さんは思っているようです。

 

とは言え本音では、住み慣れた我が家がいいに決まってますよね。

 

 

だからお父さん、私だけは変わらずに

 

ぴったりそばを離れずに

 

 

いつでもどこでもいっしょですからね~。

 

安心してください~。

 

 

 

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